騎手と兵庫ゴールドトロフィー

園田交流最終戦。
まず木本Jのご冥福をお祈りします。詳細の理由は不明ですが、ジョッキーというのは手当プラスレース賞金も貰え、年齢以上の収入を得ることが出来ます。しかし、その反面で肉体的、精神的負担が非常に大きいです。

肉体面
余分な脂肪が限りなく削ぎ落とし、減量します。例えば騎手の平均身長160cm平均体重50kg前後とありますが、BMI換算で19.0と一応標準ではありますが痩せに被りそうなギリギリです。しかし、一概に全員同様の身長ではありませんし、近年は高身長になる傾向にもあります。そこでハンデ戦や若手による減量等が加われば、さらに体重を絞る必要があります。
また筋肉は脂肪よりも重く、減量の場合は筋肉を削がざる負えないことも考えられます。

このように減量の負担は非常に大きいです。最近でも新人の西谷凛元騎手も減量に苦しみ、引退に至った経緯もあります。

今後JRAの方針で負担重量は重くなるみたいですが、減量して体重をキープすることには変わりないです。

精神面
スポーツという観点において、「競う」ものであり、常に争っていかなければなりません。当然そこには「勝者」がいれば「敗者」がいます。競馬ではフルゲートだと18頭で、同着を除き基本勝つのは一頭です。他の17頭は敗者の位置付けになります。常に敗者の位置にいれば、「自分は大丈夫なのか?」と不安に駆られますし、どんどん周りには見放されます。「取引先」となる馬主からは乗り替わりと告げられることも。
周りの誰かに相談すればいい、支えになる人をつくればいい。と言いますが、そんな人間上手く出来ていません。プライド等が邪魔しますからね。

今回の木本J然り、中央では後藤J、笠松の水野Jも確か自殺だったはずです。間違いならすいません。しかし騎手は背負っているものが大きいので、何かしらのサポートが必要になってきているのではないでしょうか?特に地方に関してはその面は強いと感じます。

畑違いの内容をつらつらと失礼しました。

そういえば兵庫ゴールドトロフィーでしたね。

ここはもう
◎イグナイター
○シャマル
▲ラプタス
でいいかと思います。ただシャマルは川須Jのが良かったです。

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