新たな思考のカタチ・集団幻覚
マンガやアニメ、映画やドラマ、小説にゲーム・・・どんな媒体であれ、フィクションとして生み出されたものの行間を読み、想像する。または自分の考えた設定に基づき新たな作品を生み出す。これを俗に二次創作と呼ぶのだろう。
だがしかし、わたしのTwitterのタイムライン上には、いままで経験したことのない現象が起こっている。その名も「集団幻覚」。
そもそもこの集団幻覚を引き起こしている作品を説明させてほしい。『HiGH&LOW』シリーズを生み出したLDHが新たに仕掛ける総合プロジェクト・BATTLE OF TOKYO(略してBOT)である。
GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZらJr.EXILE世代が中心のプロジェクトで、現実世界と別次元のユニバースに存在するTOKYOとのパラレルワールドで新たな物語が繰り広げられます。
(引用元:BATTLE OF TOKYO公式サイト)
とりあえず今のところ分かっていることは
・4チームがバトルする
・現実世界TOKYOと少し未来の新TOKYO、平行世界の超TOKYOという世界がある
・超TOKYOに存在するためのアバターがある
ということくらいしか公式に言われていない。公式から出ている情報が載っている媒体と言えば月刊EXILE2019年8月号と新聞くらいしかないので、もっと知りたいよという人は読んでみてほしい。(他にあったら教えてほしい)
ここまで説明してやっと本題に入りたいのだが、実は大々的に始まったこのプロジェクト、7月に開催されたライブ以降新しい情報がないのだ。よって、自分たちで設定を考え、物語を膨らませるしかない状態なのである。しかもこのライブの映像も2020年1月現在世に出ていない。
わたしは大学で文学を学んでいたが、「考察」が一番苦手だった。原作をそのまま受け取ってへーとかほーとか言いながら読了する。そんな読書生活をずっと送ってきたため、原作を一歩超えて自分の考えをまとめるのは非常に難しく感じていた。
だが今度は勝手が違う。そもそも原作がほぼ無い状態なのだ。いままで送ってきた読書生活から得た知識や舞台設定やらをフル動員して物語を考える。難しいが初めて「考える」ことを楽しく感じてきた。
TwitterにはBOTの考察、思案、はたまた妄想があふれている。それらに触発されてわたしも少しずつ「自分の考えたBOT」を呟いたりしている。とても楽しい。もしこの記事を読んでくれたあなたがBOT考察を呟いているのならいいねしに行きます。
だが・・・
早く公式の続報出してほしい(小声)
気になった人は是非一連のMVを見てほしい。できれば最高画質で。
(2020.2.28追記)BOTアルバムについている映像特典は上記MVに入っていない部分があるので完全版も見た方が良いと思う。その際は少し高いがブルーレイを買った方が良い。
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