シネマヴェーラ渋谷「恐ろしい映画」(7/31〜9/3)

■source:シネマヴェーラ渋谷フライヤー
■reason:「サンセット大通り」の上映

シナリオライター桂千穂の特集上映がラピュタ阿佐ヶ谷で開催された。「幻魔大戦」は桂千穂脚本とは知らずにオンタイムで鑑賞していたが、この機会にと再鑑賞の他、「暴行切り裂きジャック」などの作品を楽しませていただいた。そのラピュタ阿佐ヶ谷で並べていた桂千穂著作「シナリオはイタダキで書け!」が図書館の蔵書にあったので借りて読ませて頂いた。「自分にとってのカルト映画を見つけろ(そしてイタダけ)」と提唱する桂千穂、書籍巻末にすすめる映画がズラッと並ぶ。ストーリー映画黎明期のものから始まって21世紀のものまで並ぶその中に掲載されていた一作が「サンセット大通り」。実は不勉強で未見の作品だ。桂千穂曰く、「とことんコスラレまくっているクライマックスのひとつ」と話す一作で、これまでもそのタイトルは見かけていたが鑑賞しようと思ったことがないまま現在に至る。そんななかで、シネマヴェーラ渋谷で入手したこの夏の特集上映のフライヤーにてその「サンセット大通り」上映を知る。既に数回の上映がおこなわれているが、最終上映の9月2日。日曜出勤の代休を用意したので劇場に足を運べそうである。などと桂千穂バイアスにて「サンセット大通り」中心に考えていたものの、8月末日まで可能なら有休消化をおこないたいので休める日をいくつか作ってみて、それと上映作品を照らし合わせてみると興味深い作品がいくつか見つかる。オペラ初心者本でそのタイトルを知るプーシキンの原作の「スペードの女王」、カルト映画として再評価されているという「優しき殺人者」等々。複数回鑑賞も視野に入れてみる。

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