「宇宙鉄人キョーダイン」を全話見よう

■source:Amazonプライムビデオ「マイヒーロー」
■reason:本放送以来に見たら面白い。

Amazonプライム・ビデオ内チャンネル「マイヒーロー」、無料期間がまだ続く。「コンドールマン」「怪傑ズバット」とともにやり始めたのが「宇宙鉄人キョーダイン」だ。前出の二本は小学生当時、住んでいた新潟県では民放は2局しかない〜故に「新潟県を飛び出したい」とか東京12チャンネルのある横浜のいとこ宅をうらやましく思ったりもしたビデオ無し時代の物語〜こともあってそれぞれヘンテコな時間帯で放映されていた「非メイン特撮ヒーローもの」で、かたや「宇宙鉄人キョーダイン」は午後7時のメインタイムに放映されていた。クラスメートもよく敵キャラのタンクーガやダイキライのモノマネをするくらいに鑑賞されていた作品だ。とはいえ、特に再見する機会もなく40年ちかくほったらかしていたのだが、こうして見直してみると既に特撮ヒーローものも高度経済成長期も曲がり角にあってその後の戦隊シリーズ(同時期に既にゴレンジャーは始まっていたと思うけど)や宇宙刑事ものに影響を残し、テンポ、リズムのよい展開で特撮部分にお金をかけにくいなか善戦した作品。堀江美都子もかわいい。この作品がなければ「覚悟のススメ」も生まれていなかったのでは?とすら思う(覚悟と散が兄弟というのは全くの偶然だろうけど)。後半のバラエティ豊かな敵キャラクターもすべて味わってマイヒーロー無料期間を終えよう。「ムー」「ムー一族」を見ていて、この時期の特撮はその作品だけでなく、時代で何が起こっていたのか、ホームドラマの主流作がなんだったのか横軸も大事にした研究が欲しい。

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