歌謡ポップスチャンネル「オフコース1982.6.30武道館コンサート」を見る

■source:小原雅志(@masashiobara)氏のツイート
■reason:かみさんに録画しろとの指示をいただく

人生には皆さんそれぞれに「初めて買った〇〇」が存在すると思う。自分は小学5年生に石野真子「狼なんて怖くない」を初EPとして購入したのがレコード買い始めとなったのだが、初LPは?というと実はその年の正月のお年玉で購入した(はず)オフコースの「Selection1973-1978」である。つまり79年の1月か(洋楽LPは翌年のザ・バグルス「プラスチックの未来」、CDは時代変わって80年代も後半にスティング「ナッシング・ライク・ザ・サン」)。その後、和製バンドやフォークへの毛嫌い時期の訪れる自分は長らく「初めて買ったアルバムはオフコース」を封印し続けていた。その後の小田和正のソロ活動については提供する楽曲が琴線に触れなかったこともあって「封印」は自分より5歳若い妻と結婚し、かつ、サブスクリプション型音楽配信サービスが始まるまで続いてもなんら変わらなかった。70年代前半生まれの妻は、オフコースがメディアに多数参加することになる70年代後半や80年代初期についてはまだ小学生で、手をのばす楽曲でもないはずなのだが両親の趣味などから比較的早めにオフコースには入門、そしてデビュー頃のアルバムを購入していた。彼女に今回のスカパー!での放送を伝えると、録画せいとの指示をいただき、チャンネル契約変更(昨年ゴールデンカムイ録画に契約していた時代劇専門チャンネルを解約)して録画準備済。「さよなら」以降、爆発的な人気に駆け上ったのだが、自分はそこ以前のほうが好きな曲が多い。ラジオで聞いた「秋の気配」が決定打だったからアルバム購入に至ったのだが、西城秀樹がその後カバーする「眠れぬ夜」他購入のアルバムで覚えたこともある。50になるまで「サーフィンUSA」の軽い曲のバンド、と思っていたビーチボーイズを映画「ラブ&マーシー」にからめて「ペットサウンズ」をヘビーローテするようになった後に、かみさんの流していた「ワインの匂い」をアルバムごと聞くだに、オフコースが目指した地平のひとつにビーチボーイズが見えるなど、自分内再評価の高まるオフコース(「ザ・カセットテープミュージック」マキタスポーツ、スージー鈴木によるところも大きいけれど)。この機会に味わっておこう。

▼週刊メルマガ「キャノンボール人生」では自分の与えたチェックポイントを毎週ポイント換算して人生をやりくりしています。noteには「これからやること」を随時打ち込んでいきます。ぜひ登録ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?