「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」を劇場鑑賞する

■source:「押井守の映画五十年五十本」の一本「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」
■reason:4月国立映画アーカイブ特集上映「逆襲のシャア」鑑賞の流れで

40年前上越市高田の映画館の行列に並んでた中学2年生に、21世紀を20年超えて富野由悠季監督が現役でガンダム作ってるよ、と伝えたらどんな顔するだろうか。当時、ハマっていた巨人たちが現在も各界でビシバシ飛ばしている。音楽はYMOで細野晴臣、ラジオ、芸人枠ではビートたけし。アニメ界では宮崎駿は認知にもう少々時間がかかったか、なので富野由悠季となる。4月あたりからやけにファーストガンダムの話、特に「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」をめぐる(ファーストガンダムではないし、その後Z他が云々というのは置いといてください)情報がネットで散見されるようになったが、つまりはこの「閃光のハサウェイ」公開に関わるものだったのだ、ということを知る。「逆襲のシャア」は90年代に入ってからビデオで鑑賞していて、F91も見たけどもううっすらしている自分が、再度この流れに乗ることになったのは図書館で借りた「押井守の映画五十年五十本」。並ぶ大作の中で一年のなかの一本として取り上げられていたのが「逆襲のシャア」。この作品を巡って庵野秀明も同人誌を作りアクシズを富野由悠季にぶつけるいきおいだった一方で押井守は一定の評価。ビデオで見たときにはすごく収まりの悪い気持ちで見守っていた。その評なども携えて、再映の国立映画アーカイブで鑑賞を決める。それでも人類は次なるステップに突入したんだかなんだか受け止めきれずにいる。公開時期延期がなければこの流れで「ハサウェイ」に乗ることはなかったのだが、「逆襲のシャア」で登場していたブライト・ノアの息子のその後の物語となると、これはオンタイムできちんと鑑賞するのが吉でしょう。現在、Netflixでファーストガンダムを鑑賞する次男の後ろで見ていてトリプルドムまで来ましたが、中盤のミライってこんなにポンコツだったんだっけ(映画版ではほとんど描かれていなかったような)?とか小中学生当時には全く目の行かないところに目が行く。ブライトはアレだし、そこから何がどう閃光なのかも気になる。

▼週刊メルマガ「キャノンボール人生」では自分の与えたチェックポイントを毎週ポイント換算して人生をやりくりしています。noteには「これからやること」を随時打ち込んでいきます。ぜひ登録ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?