「金の糸」@岩波ホール(〜4/14)鑑賞に出かけよう<チケット購入済

■source:BS1「キャッチ!世界のトップニュース」内「映画で見つめる世界のいま」コーナー
■reason:91歳監督作品&人生初?のジョージア映画

BS1「キャッチ!世界のトップニュース」が朝のニュースソース。7時台の地上波番組を見るのをやめて、もうそろそろ3ヶ月も過ぎようというところ。つらいニュースばかりが続くが見る、聞くは広く見聞。いずれ細かいニュースはネットで流れてくる。早く知る必要が全てあるわけではない、というスタンスだ。その「世界のトップニュース」の月イチコーナーの「映画で見つめる世界のいま」という映画紹介コーナーを毎月楽しみにしている。東大大学院教授藤原帰一が紹介する映画コーナーだ。既に何度もいろんなところで紹介している映画紹介コンテンツだが、世界を見る視点を提供している。ここ一年間でとりあげられた映画としては「一秒先の彼女」「ボストン市庁舎」、そして週末にも「コーダ あいのうた」を鑑賞してきた。この他にも紹介されて鑑賞済み作品があったかもしれない。ここで先月紹介された一本が「金の糸」。この夏に閉館が予定している岩波ホールで上映される映画だ。公開日前日にあっと思ったら前売り券がローソンチケットで買えると知り、購入しておいた。岩波ホールの割引サービスが閉館予定ということもあって、このところ前売り券購入は特に映画ではなかったことだ。4月中旬までが上映期間で、そろそろ時間を見つけて鑑賞予定を立てていかなければいけない。かつては90代の監督の作品など、「人生経験に基づいた説教臭い映画になってるのでは」と敬遠しがちだった。最近は自分の年齢もひとつ区切りがつくところまでもう数えるくらいしか時間がないことを認識しているからか、「いくつかある選択肢としての価値観の提示」と受け止められるようになったのか、いずれにしてもあまり抵抗がなくなってきている。本作の場合はさらに監督が、俳優たちが区切り抜けてきた東西冷戦の時代の日々と物語とが連結している、浮き上がってくることを考えれば、映画という窓を通して鑑賞しておきたい作品となっている。ジョージアという国はかつての日本での表記グルジアとしても知ってる情報は少ない。かろうじてシュクメルリで今は有名かもしれないが、自分としては女子フィギュアのエレーネ・ゲデヴァニシヴィリの出身くらいしかイメージがない。だが、「映画で見つめる世界のいま」では知られざる映画大国なのだと紹介されていた。それ故なのかどうかはわからないが主演女優も監督業を努めているとの話。今回、たぶん初めてのジョージア映画鑑賞になるのではないか。無くなってしまう岩波ホールにも数十年ぶりの訪問となる。いろいろ噛みしめる時間となりそう。

▼週刊メルマガ「キャノンボール人生」では自分の与えたチェックポイントを毎週ポイント換算して人生をやりくりしています。noteには「これからやること」を随時打ち込んでいきます。ぜひ登録ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?