浅野いにお「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」1〜3(Kindle期間限定無料版)を読み切る(3/16 22時まで)

■source:Googleニュース経由
■reason:3/16までの期間限定無料公開版

「押井守の映画50年50本」を図書館から借りて読んでいる。映画監督は「(映画の中の)時間の流れ」をコントロールする職業、と話す。なるほど。そして押井守監督をしても〜アニメは実写より難しい時間コントロールだという〜「スカイ・クロラ」までその境地に立てなかったとも。では漫画はどうだろう。映画と違い、読者がコントロールすることができるのが漫画や小説だが、文字と違い画像で語ることやコマ割りによるコントロールがおこなえることから、やはり作り手の意図する時間のコントロールの用意できるメディアではないかと考えている。そう多くの作品を目にしているわけではないが浅野いにおは時間をコントロールしている、いや、コントロールしたと思っている〜登場人物ひとりに流れる時間が違うように見せる〜作家だと思う。「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」はブックオフで既に100円コーナーにいくつか並んでいるので手が伸びたりしていたが、未読。コミックの新規開拓に老眼影響もあってひどく腰が引けているのだが、Kindle無料版配布のこの機会に、とダウンロード。1巻を読み終える。寝床でひっくりかえって見るにはiPadPro12.9インチはでかすぎるのだが、コミック鑑賞にはよいサイズだ。「8.31」というディザスター下のおこった世界の日本とおなじくらい揺れ動く女子高校生とのアウフヘーベン。まずは3巻無料分を楽しむ。多分、購入して続きを読むことになるのだが、紙での購入でサイズがとたんに小さくなってしまうのと、解像度が上がるわけではないのでこのままKindleで読むのが吉の作品なのかなあ。

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https://www.mag2.com/m/0001694080


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