オタク、世界が広がる 1
久方ぶりの更新になってしまいました。
書きたいことたくさんありましたが、例年より忙しい夏秋を過ごしておりましたらこんなことになってしまいました。
実はこの歳(34歳)にして、今までガッツリ通ってこなかったアニメにハマるということが起こった。
毎週見るアニメも好きなアニメもある。それなりに生きてればある。だけど、グッズ買って課金!DVD揃えたい!推しがいる幸せ!みたいなことは二次元相手でほぼしてこなかった。それなりに生きてたけど、三次元でしかそれしてこなかった。
そう、わたしはオタク気質であるのだが、主戦場は三次元。音楽とお笑いのオタクである。
古いも新しいもなんでも知りたくなる。西も東も芸事の歴史がある。日本のポップミュージックとロック系は素人のくせに割と幅広く聴いてきたほうかな、と思っている。
今好きな音楽なに?と今好きな芸人だれ?は、もう酒飲みながら永遠に話せるテーマなので、ふると危険。誰も聞いてくれないんで、Twitterで好きなものへの気持ちを垂れ流している毎日。
それが主軸であった。まあ正直、それだけでも時間足りてないから、二次元に行くひまがないんであった。
毎週金曜日18時20分からNHKEテレで放送している「ビットワールド」の中の5分間で流れている「あはれ!名作くん」というアニメ。それにハマった。
いわゆる萌えアニメでもマンガ原作でもなく。そしてターゲットは小学生。登場人物たちの設定は小学校8年生。なんでこうなったんや??
ハマったきっかけは、YouTubeでたまたまうしろシティさんのあるものが見たくて検索したら、関連動画に名作くんキャストトークが出てきたのです。うしろシティさんは芸人ですが名作くん主要キャラの声優も務めており「あ、これあれか、なんか、うしろさんとなすなか(なすなかにし。漫才師。)さんでやってるアニメのやつか。声優陣だと江口拓也と小野賢章までいる。おもろいのかこれ?」で、再生。したら、おもしろい。関連動画にパペットでのキャラトーク。再生。おもしろい。関連動画にアニメ本編。再生。おもしろい。全部見よう。見た。おもしろい。
え?!おもしろい!!!!!
単純におもしろかったのです。キャラも個性的。中の人が誰かわかってるどころか、そこから見始めてるのに、中の人すっ飛ばしてキャラを好きになっておりました。だいたい、わたしはそもそもうしろシティファンでなく、TBSラジオの番組を聴く以外うしろシティさんのことは特に追いかけてなかったし、番組も今年に入って急にハマり、半年はラジオしか聴いてなかったのです。ラジオおもろい!あとは興味ない!ラジオ、おもろい!というほんとにただのリスナー。で、たまたま、あの時YouTubeで検索した、だけ。なのに、こんなにおもしろいアニメに出会えた!最高!運命!そう!これは運命!
名作くん見たら、同じ監督が以前手がけた「かよえ!チュー学」も見て、その監督の所属するアニメ制作会社のイベントにガッツリ参加してしまった。この間、実に3ヶ月。
ズブズブと沼に落ちる、なんてもんではない。プールの飛び込み台から飛び込むようなスピードでわたしは、沼へ一直線に飛び込んだのでした。あー、これ、自分的には超エポックメイキングな出来事!落ちるスピードまじ最短!
世間のいういわゆる「オタク」の世界へ、わたしははまってゆくのです。
次回は名作くんの話をします。
気持ちを綴ってみます。