かんだあとのガム

地下3階から地上にでて重いガラスの扉あけたら、目の前の道端では白いシャツきた2人の男の人が抱き合うような争うような、なんとも形容しがたい事態の真っ最中で。ひとりは小太りでもうひとりはガリガリぽい。

見るともなくみていたけどすぐ近くなのに2人はなにか言い争うような感じなのに何を言ってるかよくわからなくてそのうちふたりはぬちゃぬちゃ引っ付いちゃうんじゃないのかななんて思うも小太りのほうが『!!!!!!!』となにか叫んでものすごい勢いで走り去った。もう一人は惘然とはこのこと!のような顔で立ち尽くしてる。が、襟元を直し何事もなかったようにスタスタ歩き去って行ったんだ。

なにもかもみていたのに本当になんにも聞こえなかった。聞こえてはいたんだけどなにひとつ入ってこなかったから外国語だったのかななんて思った。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?