見出し画像

生きとし生けるもの

小型犬は最初の2年で人間でいう24歳になり、それからは1年で4歳ずつ齢を重ねて行くと言われている。
うちの たおは8月で4歳になるので32歳、かおは12月で8歳になるので48歳だ。
たおが6ヶ月でうちに来て、かおは繁殖犬上がりの保護犬として5歳でうちに来た。
パピーの時を知らないのは少し寂しいけれど、彼女たちはそんなセンチメンタルな感情を持つ間もなく、どんどん歳をとってしまう…

イタグレの寿命は15年くらいと言われている。
こんな計算をすると凄く寂しいけれど、たおは後11年、かおは7年で15歳になる。
片側で問題になるのが僕と家内の年齢だ。
共に歳をとっていく中で何が出来るのか?と
良く考える。まずは健康であり、それなりの体力を維持する事。共に老いていく、たお かお と、のんびりで良いから散歩が出来ないと困るから…

僕は前々から考えている事がある。
自分の命を、たおとかおに少しずつ分配して長生きしてもらう制度を神様与えてくれないかなと…
たおもかおもあまり長生きだと疲れてしまうから適度な年齢まで生きれるように僕の命を削って欲しい。こんな事を言うと今、病気と戦っている人に申し訳ないけれど、そんな事を思うくらいたおとかおが大切だ。
女性の方が寿命が長いので安心だが、もし家内が途中で病気でもしたら、僕の命を貸し付ける。何しろ家内には、たおとかおを見届けて貰う役目があるからだ…
たおとかおが路頭に迷う事だけは避けたいから。

僕だけ残されるのは最も困るし…

共に生きていく中で苦しい事の方が多いけれど
たおとかおがいてくれるからこそ楽しい時間がある。
たおとかおは4倍のスピードで生きているんだということを忘れずに家内と共に大切にしなきゃいけないなと心から思う。

ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?