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あたりきしゃりき 定規は線引き #木曜日ノ木之瀬

『それでも町は廻っている』を入れてくれ、私の棺桶には!
細けえこたあいいんだよ!

と、言いつつ細かいことを書くよ。

「日常」のままならなさ、危うさ、どうしようもなさ、とか。死生観とか。ルーツを感じるもののほうがかっこいいとか。
今なおつづいてる私の根源的センスな部分は、たぶんこの漫画・この作家(石黒正数氏)の影響なんだと思う。
もはや血レベル。

お気に入り。
中身でいうと、2巻のタイトル回。
「ミシンそば」と「ツッコミじいさん」。
11巻の、ウサギが逃げてウナギを食べる話。
14巻までの、門石梅和の一連の流れ。
最終巻は絶対泣く。

特に好きなのは9巻。「大人買い計画」の話。べちこ焼きの回。
まあ〜〜〜〜〜読んだときの感覚は今でも忘れられない、ってかいまだに読むとうわ〜〜〜〜〜ってなる。時間みたいのを出されると弱いのよぉ〜〜、私は。大好きなの。

って書いてておもうのは、やっぱ「つながり」があるものが好きなんだ。いろんな意味や形の「つながり」があるということ。
そいで『それ町』最終巻で回収されるけど、「つくる」ってことは「つながる」とほぼ同義なんじゃ、ってこと。かなー。

それはやっぱ、いろんなものにそう思うようになってて、漫画はもちろん、音楽も、演劇も、映画も、絵画も、デザインも、人の手によってつくられたもの、そこに「つながり」が垣間見えるもの。が、好き。

だから私は、つくる。
たぶん。
これからも。

つながってたいし、つなげていきたいからね。
なにをつくるのかは、まだわからんけど。

『それ町』に「つくる」ことに出遇わされてしまったから!
たぶんそうして私もつながっていきたいんだとおもうよ。

そうして、世界は廻っていくんでしょう。


#それでも町は廻っている #それ町

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