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VICTOR STRINGING PATTERN/ビクター ストリンギング 76ホールパターン

数年前までVICTORカタログに載っていたストリングパターンを載せます。

カタログではロングサイドを全て張ってからショートサイドを張るようになっています。
この張り方だとトップが痩せがてボトムが太りやすいです。
それを少しでも改善するのに先にショートサイドを張ってボトムを締め、ロングサイドを張るようにしています。

セルフガット張りのをする方、ビクタースタッフの方、ホームストリンガーからショップストリンガーの方の参考になれば幸いです。

テニスモードからバドミントンモードにする所から載せます。

使用するアタッチメントと工具

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写真左下のアタッチメントを使います。

写真右のスターティングクランプはバネを1本外してます。

バドミントンモード

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ターンテーブルの12-6時のポストがテニスモードで広くなっています。

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アタッチメントを付け、
12ー6時のポストを内側に寄せ、
バドミントンモードにします。

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テニスモードのスタート位置

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プレストレッチとストリングのボタンを同時長押しでバドミントンモードにします。
テンションチャックがフレームに近づきました。

フレームのセット

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12ー6時のビリヤード位置をバランス良く、
かつ横糸を張る際に作業しやすいようにハトメの位置を意識してセット。

締めすぎてフレームを変形させないように注意。

クランプの予備調整

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張る前にクランプの掴み具合を確認。


縦糸張り

今回縦25ポンド、横27ポンドで張ります。

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ショートサイドをラケット4本半ぐらいとり、2本まとめてテンションをかけます。
センターから2本目をスターティングクランプとマシンクランプで固定します。
ショートサイド2本目を仮留めした状態です。

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ショートサイドの1本目を張ってます。

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ロングサイド3本目まで張り、ショートサイドと左右交互に張っていきます。

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9本目まで張り

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10本目を飛ばして11本目を張り。

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10本目を張り、縦糸張り上がり。

横糸張り

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ロングサイドを2つ上に通します。
2本のストリングが交差(×字)しないように気をつけて。

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ショートサイドは一つ上に通します。

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ロングサイドにテンションをかけスターティングクランプで固定。

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ショートサイドを縦糸と同じテンションで、
最後の1本はノットテンションで張ります。
8本目まで張るので、6本目にノットします。

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ロングサイドを縦糸より2ポンド上げた27ポンドで張っていきます。

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2本交差しないように気をつけて。

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横糸の上から6本目まで張り

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横糸上から5本目から残りの上側は縦糸と同じテンションに。

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横糸トップ2本は縦糸の終わりと同様、
3本手前まで張ったらに1番上を通し

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2本目に戻りをノットテンションで張ります。

ノット時の緩みを抑える

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ノットをして引っ張った状態でクランプを解放します。
こうする事でノットが緩みにくく、埋もれにくくなります。

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横糸の上側3本目~1本目に移る箇所。
ストリングの重なりが少しくどい感じ(笑)

マシン、クランプ、フレームによっては一番上が留めにくい事もあり、
以前のウイルソンみたいに6本目まで張る時にもこの方法は有効ですね。

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ロングサイド

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ショートサイド

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ラケット:ジェットSP12F

ストリング:VS-800N

テンション:縦25、横27ポンド(横上5本、下4本は縦と同テンション)

変形度合い 

   張上前 張上後

12-6時 236.5 236.5

10-2時 170  168

 9-3時 187  185.5

 8-4時 172  172

・太りがちな8-4時と12-6時はぴったりになりましたが、

フレーム中央から上側(9-3時・10-2時)は痩せました。


P.S.

ネットインでは、横も縦と同じテンション設定で

横糸張上げ時ゴーセンの張人風に叩いて揃えてロスをとり、

中央から上側の痩せを抑えるようにしています。

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バドミントン&ガット張りの店「ネットイン」代表。 ガット張りと健康にこだわり日々大切に生きております。 時々オルガン弾いたりもします。