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間違えた問題(相続・事業承継)

相続開始した日を含め、金額が安いと覚えていて、1と答えてしまった。正解は2

問58
2021年10月11日(月)に死亡した被相続人が保有していた上場株式の1株当たりの相続税評価額として、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。

10月8日終値 2,430円
10月11日終値 2,510円
10月12日終値 2,490円
10月の最終価格の月平均額 2,530円
9月の最終価格の月平均額 2,480円
8月の最終価格の月平均額 2,450円

1)2,430円
2)2,450円
3)2,510円
4)2,530円

解説
相続により取得した上場株式の相続税評価額は、以下の4つの価格のうち最も低い金額を基準に計算します。
課税時期の最終価格
課税時期の属する月の毎日の最終価格の平均
課税時期の月の前月の毎日の最終価格の平均
課税時期の月の前々月の毎日の最終価格の平均
設問のケースでは10月11日に相続が開始されたので、10月11日の終値(2,510円)、10月の終値の平均(2,530円)、9月の終値の平均(2,480円)、8月の終値の平均(2,450円)のうち最も低い金額により評価します。したがって、評価に用いられる価額は[2]の2,450円です。

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