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久しぶりに音楽を聴く
はっきり言おう。普段Facebookの洋楽方面のグループで偉そうなことをほざいているが、実際は歩いて通勤するのならスマホでサブスクを聞き流し、車だったらUSBに放り込んだお気に入りのアルバムをその日の気分で流す程度にしか音楽を聴いちゃいなかった。
「いなかった」と言えば、今日から心を入れ替えて、少しでも時間を見つけて「じっくり聴く」ようになるかと言えば、そうはならない。ぼくは、なんというか、気が散りぃな親爺なのである。
気が散りぃなくせに、あれこれ手を出しているのか、多趣味だから気が散りぃなのかはわからない。多趣味と言っても、どれ一つモノになったものなどないし。
話を戻そう。そうなのだ、今日は久しぶりに中高生の頃のように、解説や訳詞を読みながら、スピーカーと真向かいになってアルバム2枚を聴いたのだ。どちらもジャクソン=ブラウンのアルバムで、一つは「愛の使者」もう一つは「ホールド・アウト」。彼にとって7枚めと6枚めのアルバムである。
実は「愛の使者」は発表当初、まったく受け付けることができなかった。あの当時は、ひたすら初期のアルバムを聴いていたのだ。まったくサウンドの色が異なるこのアルバムを受け入れられるはずがない。
ところが、あれから40年以上経った今聞くと、あら不思議。かちっとしたロックサウンドをバックに自分の思いをぶつけるジャクソンの歌声の、なんと清々しいこと。
アコースティックなサウンドで創られた初期の5枚を、学生時代のように、どっぷり浸かるように聴くことがなくなったのが功を奏したからか、初対面に近い感じで聴けたのがよかったのだろう。
続けて「ホールド・アウト」を聴いたんだが、このアルバムの印象については、またの機会に。
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