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ジーンズ市場花形

老若男女問わずに必ず1本はお持ちであろうジーンズ。
今や作業着だった背景は忘れ去られファッションのアイテムの一つにしか過ぎないであろう。

と、冒頭に打って出たが。。。

今の20代後半から30代後半にかけての若い中間層で、ジーンズを1本も持っていないという方が少なくないと言う。
持っていたけど、今は持っていない。
もともと持っていない。様々。

ご時世的にはコロナ渦の為、在宅ワーカーとやらが増えた事もあり、あんな固くてゴワゴワして暑いし厚い物に足を通さなかろう。なのだろうか。
コロナで太ってウエストが変わってる最中でもジーンズの新調は全く考えない。

ジーンズの花形として祭り上げられるのは、NBと呼ばれるナショナルブランド達。
その中でもダントツの認知度と言えばリーバイスだろう。
ただ、ファッション業界におけるジーンズの下落が伴っているのかリーバイスの売上高にも波が出ていた。

古着のジーンズは嗜好品と解釈する僕にとっては、リーバイスもイコールになると思えるが、リーバイス自体はそんな事は1mmも思っちゃいないらしい。
片田舎にある複合商業施設でも、都内の路面店でもリーバイスを覗いたら、"新品ですっ"と言わんばかりのVMDが組まれていた。

だからこそ、僕は思った。
ダサいな。。。

古着としてのイメージが強く、当時の時代や世間を彷彿させるアイコンであったリーバイスが、ピッカピカの真っ紺々のデニムアイテムが綺麗な状態で綺麗に整えられて陳列してあった。

成長企業の中でジーンズメーカーが上がらない理由としては、既に"古い物"としてイコールで繋がって"付加価値"が根強く認識されて"しまっている"んだなと感じた。

何だか、ジーンズが好きな僕からしたら悲しい事ですね。

物でなく事で売れる時代になりつつある。
ヤングアメリカンスピリッツが日本を侵食してきてますね。

ぱっと見でかっこよかったらいいじゃない。
ジーンズとイケメンは、ぱっと見でいいのよ。

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