岩手県における中山間地域の現状と課題
はじめに
岩手県の中山間地域は県土の保全等の多面的機能を有するが、
人口減少と農業者の高齢化がすすみ、今後急激に地域活力が低下することが懸念されている。
1 中山間地域の現状
・人口減少の度合いが大きい
・農業者の高齢化が進行している
・集落機能の低下
農地等の維持や生産活動の継続が困難になることが懸念されている。
これらのことから、農地の8割を占め、農業者の8割が居住する山間地域における農業生産額、農家所得の減少が懸念される。
また、担い手への農地利用集積を進める傍ら、
出し手農家は農業を通じた地域との関わりが希薄になり人口流出に繋がることが懸念される。
2 中山間地域の課題
・農業者の減少
・高齢化の進行
これらのことから次世代を担う新規就農者や、地域の活動を牽引するリーダーの育成が求められる。
農業生産額の減少が懸念されることから、
・需要に即した産地づくり
・6次産業化の取り組み
を行うことで農業者の所得向上と雇用創出等を通じた地域活性化を進めることが求められる。
農村漁村の人口の社会減を緩和するため、移住・定住の拡大に向けた都市農村交流の取り組みを進めていくことが必要である。
参考 いわて農業農村活性化推進ビジョン
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