京成杯AH~全頭評価~
引き続いてやっていきたいと思います。
キーとなるのは
・馬場状態(開幕週)
・ペース
どのレースでも基本ですわね。
全頭評価行きます。
11人気 ミッキーブリランテ
去年の人気薄からの2着馬。低調なメンバーだからこそという印象は否めないが。去年と比較してメンバー強化。同様の奇襲が通じるのかと思えば、中山での切れ味は一級品のインダストリアがいるので難しく感じる。この馬にとっては好位の一角で競馬を進めたい。ポジションをカバーする脚力はない。馬場が荒れそうなので間違いなく先行集団にはいたい。
10人気 シャイニーロック
マイラーズカップ4着。京都の開幕週+単騎逃げでの好走。大きく評価はできない。5走前のリゲルSは小頭数+スローペースで楽に走れた。晴れて水分もほぼ含まない馬場なら考えたが、タフな気候コンディションで求められるモノが異なると考えられるので厳しいのではないか。
9人気 グラニット
逃げ濃厚。皆さんもご存じの通り、道悪条件で好走している。相対的に上がってくる。なおかつ51kgの斤量。プラス材料が揃ってきている。正直オッズはだんだんと上がってくるはず。開幕週でおそらく重馬場になると思われる。スプリングSのように内ラチいっぱいで走れば今度こそ。
8人気 メイショウシンタケ
米子Sは先頭集団のオーバーペースを後方から差した、いわゆるバテ差し。
ラインベックも少しペースが緩めば、勝っていた。前走の関屋記念は最終直線ではスムーズな外目を走れて5着。上がり最速。そらそうよという感じ。
今回は展開的にも馬場+ペースを考えても少し難しいと判断。
7人気 トーセンローリエ
春菜賞(東京芝1400)では気持ちよく追走できてはおらず、なかなか忙しいのだなと思った。残り400mの時点で和生が追い出しにかかり反応は良好。一瞬の瞬発力ではないものの、長く最後までしぶとく脚を使っていた。対して前走のクイーンS(札幌芝1800)は外枠でホームストレッチからのスタート。クッション性のある洋芝でスタートがうまくいかなかったのもあり、まだ筋肉は付ききってないかも。すかさず内を吉田隼人が確保して、徐々にポジションを押し上げる。終始内を回り、最後も進路が開いたにもかかわらずバテたような感じ。現時点の適正は1400~1600か。前走と比べて野芝のみの中山は〇。1600mも〇。シャイニーロックとグラニットの少し離れたポジションで進めばさらに◎。
6人気 ミスニューヨーク
鞍上のおかげなのか(?)、スタートがよくない時が多い。序盤は後方で、終盤3コーナーに差し掛かるとまくっていくのが常套手段なので展開待ちみたいなところはある。コーナーのスペシャリストと思っている。しかも今回は11頭なのでそこまで大きく外を回らなさそう。ただ、56kg斤量は気になるところ。メンバー構成的にも少し前に出したほうがいい気はする。
5人気 ウイングレイテスト
切れる脚はなく先行粘りこみタイプ。優等生だが勝ちきれない。ダービー卿よりはメンバーが下がるので粘りこみ成功するかもという話。切れという意味ではインダストリアくらいなので、確かにワンチャンあるかもだがうまあじがあるかどうか微妙なライン。一桁オッズでは買わない。
4人気 アスクコンナモンダ
一瞬の切れ味はすごい。スローで進んでもある程度カバーできそうな脚力は持っていると見た。ただ古馬OP初挑戦4人気はやりすぎ。もう少し下の人気であってほしかった。みなさんうますぎる。グラニットとシャイニーロックがある程度やりあうと想定しているのでこの2頭は相対的に下がってくる。あとは切れ味勝負になるのではと考えると、この馬は外せない。
3人気 ラインベック
全妹に秋華賞馬アカイトリノムスメ。全兄にOP馬ジナンボー。優秀な繁殖牝馬アパパネさすが。これだけでも人気する。同様の脚質でいえばウイングレイテストと特徴は合致する。こちらも切れる脚はないものの、好位で粘りこむ優等生タイプ。切れ味勝負では後塵。新潟みたいに切れよりも長い脚を求められるといいので、早仕掛けで後ろに脚を使わせるのもありか。
2人気 ソウルラッシュ
渋った方が相対的に上昇する。だからといって良馬場の時によくないのかと言われればG1クラスよりは下がるものの、重賞戦線なら全然トップクラス。だから個人的には59kg斤量が気にかかるし、野芝オンリーの9月開催の中山は果たしてどうなんだろうというのは感じる。大型馬なので調教びっしりやっている感じもあるので杞憂かも。
1人気 インダストリア
使える脚が一瞬。中山の勝ち鞍が多いのも個人的には納得。舞台はもちろんプラス。正直勝ち負け。コンディションの問題。
今回は流石に相当硬そうな感じがします。
馬場をちゃんと観察する必要はあります。
中山の排水性は良さそうですね。
①グラニットの大逃げ、離れてシャイニーロック、垂れると予想してそれ以外控えるか
→これはグラニットの斤量を考えると離れて控える可能性は低いと思います。常に射程距離には置かないとならないので。多分今日の紫苑Sぐらいは流れると予想。
②グラニットの逃げ、中盤のペースダウン、3コーナーからの勝負
→この場合は切れ味寄りの勝負になってくると思うので中山実績のインダストリア、比較的パワー寄りの馬場だった阪神マイルCS4着のソウルラッシュ、切れ味系のアスクコンナモンダ。ここら辺が台頭してくると予想。
それ以外だと持続寄りのラインベック、ウイングレイテスト、トーセンローリエあたりが絡むパターンもあるでしょう。
むずかし〜。
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