私だけ、置いて行かれている気がする

2023年1月2日。
せっかくの三が日に、なぜこんなタイトルか?
コロナに罹患し、自主隔離中だからでしょう。思考がどうしても内へ内へ行ってしまう。
体調は回復していて、やろうと思えば何でもできる、大変貴重な時間なのに、youtube→テレビ→amazon prime →youtube 延々とこの繰り返し。時間を浪費しているもったいなさで心が苦しい。

芸能人の結婚ニュースがどんどん同い年や年下へと変わっていく。
箱根駅伝の選手をわが子のように見守れるほど大人になっていなければ、同世代が頑張っているのだと胸を熱くできるほど若くない。今の私ってなにも頑張ってない、自責の念ばかり押し寄せてくる。

なんたって私は厄介だ。
頑張るの定義なんて人それぞれで、労働して納税して、消費して、私はその点では頑張れているはずだし、この国で生きる最低限の義務は果たしている。奨学金だって遅延なく返済し続けている。
自分だけにフォーカスして、やりたいことを見つめたり、自分のペースで実践するばいいのに、どうしたって周りと比べてしまう。
向上心が中途半端なのである。SNSを通して自分以外の人の功績に触発されに行って、勝手に比較して、勝手に落ち込んでいる。

冒頭の時間の使い方だって、人によっては最高に楽しい時間の使い方なのに。私が心から楽しめていることではないと気づいてしまって、でも目の前のyoutubeにその瞬間の現実から逃避させてくれる魅力があって、だらだら際限なくブルーライトを浴びて、悶々としてしまうのだ。

大した収入も貯金もない。夢もない。スキルもない。
若さもどんどん減ってきている。
仕事で認められることが嬉しかった。でもその内容が「その年次の割に」奮闘していてすごい、ということに集約される気がしていて、焦りが募る。
私の素質やスキルを認めてもらったことがない。突出したものがないからでしょう。

下積み3年くらいで起業したり、海外駐在したり、プライベートでも結婚したり、と周りはライフステージをどんどん駆け上がっていくのに、私だけ、止まっているみたい。

こういうことをぐるぐる頭で考えて、何も行動に起こせない時期がよくある。そんな私を、なだめて励まして外へ向かわせる私が出てきてほしいなと思う。2023年は始まったばかりなのだし、人生100年で考えればまだまだ若造。一人反省会はほどほどに外へ出ていこう。あ、隔離期間が明けてから。




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