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「THE 張り込み」


さて皆さんの張り込みのイメージはどうであろう・・・

電柱の陰でとかクルマの中であんぱんと牛乳・・・

という刑事ドラマの刷り込みが影響しているのか、

そんなベタ中のベタな事をクライアントさんに良く言われます・・・

残念ながらそんな訳にはいかない・・・

何故か?私あんぱん嫌いだから・・・

いや

そんな個人的な嗜好の問題ではない・・・

そう実は下の問題だ

え~いきなり下ネタ!!って

それも違う・・・

トイレに行きたくなったら元も子も無い・・・

もちろん万が一のために複数で調査は行うのが鉄則だが・・・

そんなことよりもクライアントの方や皆さんは、

張り込みはごく簡単なモノと思っている人が非常に多い!!

尾行と比べたら簡単でしょ?なんて思っている方!

「否っ!!」

と声を大にして言いたい!!

ま、声は小でもいいのだが・・・

とにかく尾行と張り込みを比べたら、

格段に張り込みの方が難しい場合が多い・・・

尾行は付いて行けばイイのだから・・・

もっとも撮影しながらバレないような間合いをとるのが非常に難しくはあるが・・・。

張り込みは何故難しく奥深いのか?

まず探偵は風景に馴染むという鉄則がある・・・

そこにその人物がじ~っと居て自然かどうか?である・・・

繁華街なら簡単だがこれが住宅街なら?

よそ者が小一時間近所で突っ立ってたらアナタならどうします・・・

バリバリ不審に思うでしょう・・・ともすれば通報もされます。

無論それを不審に思われない工夫をするのが探偵なのですが…

さて、早速勝手に回答編だ。

例えば住宅街での張り込みならターゲットが通るであろう道を繰り返し近所のコンビニの袋を持って歩く。

クルマが置けるならボンネットを開けてメンテナンスのフリをする等である。

まぁ少し工夫すればいいのだがこれが長時間になればなるほど厳しい。


無論我々のこんなワザが通用するのはターゲットと赤の他人だからである。

知人の調査が困難なのは半日でも張り込みすればすぐ身に沁みて分かる。

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