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なぜXマッチで勝てて対抗戦で勝てないのか②

対抗戦考察第2弾。この前の記事の続き。

ざっと理由あげたら4つ。

①味方の声が聞こえる:対抗戦ではVCから声が聞こえる

②情報量が多い:対抗戦では敵の情報を共有する、相手も同じ

③編成バランスを操作できる:対抗戦ではミラーマッチがなく、ブキも自由に選べる

④ルールがガチエリア:ルールがガチエリアです

今回は②について考える。

②情報量が多い

対抗戦ではVCを通じて味方から各状況の報告がされる。これは相手も状況が同じ。

報告される内容はざっと以下の通り。

・相手の位置とブキ
・人数状況とかスペシャル状況
・チーム全体の戦術とか、こうしてほしいとか

まず、対抗戦では敵の位置とブキが報告される。

これによって、相手には数と配置がバレるので、カバーが入りやすくなる。

それによって、Xマッチでは勝ててた対面に勝てなくなる。

もしくは、Xマッチでは対面勝った後で生き残れてた場面で、デスするようになる。

つまり、一人で孤立する動きをしすぎると、人数不利状況になりやすくなる。だから味方と息を合わせるのが、Xマッチよりも重要になってくるように思う。

最近入った鯖で、大会に向けて練習しているチーム4人と、プラベで練習相手をさせてもらったが、4人の距離感が常に一定で、いつでも味方のカバーにいけるような布陣になってて、これは強いなと思った。

次に、人数状況やスペシャル状況も報告される。

Xマッチにおいても、イカランプから取れる情報で、人数やスペシャルはわかる。

だが、対抗戦では、こちらのスペシャルがあとどれくらいで溜まりそうか、相手のこのスペシャルを警戒したい、などといった情報が味方から報告される。

それによって、抑えや打開のタイミングで最適な全体行動を取れるようになる。

結果として、Xマッチに比べて、こちらの打開がきつくなったり、こちらの抑えがすぐ打開されたりする。

最後に、対抗戦では、チーム全体としてこうしたいとか、今◯◯してほしいといった情報が報告される。

リーダーシップを取れる司令塔的な役割の人がメンバーにいると、ゲーム展開を俯瞰して観察して、味方にこうしてほしいああしてほしいという報告をしてくれる。

例えば、一見人数有利に見えないけど、相手のラインが下がっており、エリアを取り返せる場面で「今エリア取れるから塗ってほしい」などといった報告だ。

これによって、チャンスの取りこぼしが少なくなるし、一方で、こちらから仕掛けてチャンスを作る動きも作りやすくなる。

特に、固定チームで対抗戦をやっている相手だと、チーム戦略が洗練されていて、1試合1試合では勝てても、何試合も重ねると優位に差が出てくることがある。

これはXマッチにはない難しさであり、面白さでもあると思った。

対策

対面力が五分五分で同じくらいだった場合、情報量が多い方が当然有利になるので、報告の量と質が良い方が、確率的に勝ちに向かっていく。

また、状況は刻一刻と変わるので、報告はなるべく先んじて出したほうがよい。

具体的に言えば、敵の数と配置については、やられてから言うのではなく、対面し始めたときに言うとか。

慣れてないうちは報告するタイミングが遅くなったり、プレーに集中できなくなってしまったりするが、何度も報告してれば次第に慣れてくるはず。

なるべく気付いたことや、やりたいこと、味方にしてほしいことを、どんどん発言するようにしたい。

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