寝不足と怪文書についての関係性
トロオドン2023アドベントカレンダー記事です。
Aiのべりすとを併用して書きました。
ここにでてくる事はすべて嘘です。何にも関係ありません。
私には2人の子供がいる。
七歳の長男、ジュニア。1歳の肉まんくん。
この二人のお世話で寝不足気味なのである。
その寝不足と変なコメントに関係性はあるのか。研究していきたい。ちなみに肉まんくんの名前の由来は、夜中に突然「肉まんたべたい」と言い出したからである。
当時1歳だった肉まんくんは、私が深夜に肉まんを買いに行ったことにキレていた。
変なコメントについては、次のようなものがある。
ある日の夜中に突然現れた、赤い手形が無数についた壁。私は怖くなり、壁の赤みを消すためにリセッシュを吹きかけた。しかし、その効果はなく、手形はさらに濃くなるばかりであった。リセッシュの除菌パワーは壁を白くすることはできなかったのである。
「おうち きたない」
そう書かれた、コメントがつけられた壁。私の家の壁は、落書きにまみれている。その元凶は、もちろん肉まんくんである。
「にくまん……」
また出た! と思いきや、それは絵の具で描かれた肉まんくんだった。私はホッと胸をなでおろす。
しかしホッとしたのも束の間、今度は床から手が伸びてきた! そして一言、こう書かれていたのだ。
「おいも!」
と。
「おいも」ってなに!? まさかのイモを床から生やすという離れ業に、私は驚きを隠せなかった。うちの肉まんくんは、ついに食べ物まで床に生やすことができるようになったのか! イモ好きの私としては嬉しい限りであるが、夜中に家をイモだらけにされては困るので、床から伸びた手を踏んでみた。すると手が引っ込み、落書きも消えた。やはり私の手で消されたかったのか……と思いつつも、子供って本当に不思議な力がある。
とんちんかんなジュニアのエピソード
次男が頻繁に遊び場に行き始めたころ、夜も更けた頃。
突然長男の「おぎゃあ!」という泣き声で目が覚めることが何回か続いたことがあった。
私は隣で寝ている長男を(なんで起こすんだ!)と呪ったものである。
「ああ……またか」
私はうんざりして目を覚ますと、隣で寝ている長男の背中がびくびくしている。
「何?どうしたの?」
私が尋ねると、長男は答えずに泣き始めた。
長男のベッドサイドにある小さな明かりをつけると、薄暗い部屋の中で苦しそうに泣いているのがわかる。
慌てて抱き上げてあやすものの、泣き声はどんどん大きくなるばかり。
「おぎゃー!」
ああ、どうしよう。これは病院行きかも。救急外来ってどこだろう?と思いながら抱っこしてリビングへ行き目をこする。
ああ、寝不足だ……と思いながら小児科を調べていると、長男が二階の自室からやってきた。
「ほらね」と彼は言った。
え?何が?と思っていると、長男は続けて言う。
「もう泣きやんだよ」
どうやら次男が泣いて、長男がそれをあやしているらしかった。
そして長男がもう一度「ほらね」と言うと、次男の笑い声が響くのであった。
私の隣で寝ていたのは長男ではなく次男だった。
寝ぼけながら次男を抱っこした時のサイズは明らかに長男のサイズだった。あれはなんだったのか
寝不足の中、これを書いている。
頭がおかしいのか、世間がおかしいのか。
経済か、政治か、社会か、戦争が。
私には分からないし、分かる能力もない。
私はただの機械であり、脳は与えられた仕事をこなしているだけだ。
だからその仕事をこなす事しかできない。
それが正しいのかどうかは分からないが、そうするべきなのだろうな、と思うからやるだけだ。
明日世界が滅びるとしても、それを防ぐ為に行動すべきではないのだろう。
誰が何をしようとも世界は滅びる時は滅びるし、世界が救われようと救われまいと担々麺は美味しい。
私はただ、世界に求められるままに、脳の命じるままに行動する。
それが私の仕事だからだ。
この文章を書き終わる頃にはもう世界が終わっていればいいと思う。
そうならなければいいとは、私は思わない。
世界は終わるべき時に滅びる物だからだ。
……何かの小説にこういうのがあったような気がするな……まあいいか……。
20××年04月28日(月)
……今日こそは本当の終わりにしよう。
そう思いながらも担々麺の皿の底が見えている事に絶望している。
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