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いきなり本読みが終わりました。

いきなり本読み!が終わりました。
ご来場くださった皆さまありがとうございました。気にかけてくださった方々もありがたいです。

いきなり本読み用に書き下ろした台本は、「YUBI・ゆび・ユビユビ=ゆーまいびー」でした。書きながら、これは果たして大丈夫なんか?と何度も自問自答して、不安になりましたが、会場で初めて俳優さんに読んでもらって、お客さんがリアクションしてくださって、その瞬間に全部ぜんぶ救われた気持ちになりました。

いつもは、出演してくれている俳優のみんなに相談しながら戯曲を書くのですが、今回ばかりはそうもいかず。柴さんに相談させていただきました。その体験もとっても新鮮で、嬉しかったです。絶対に孤独じゃない安心感(ちょっと言い過ぎ)がありました。私の創作は、もう如何に孤独を逃れるかみたいなところが大事なんだなと感じます。

14時の回をみてくれた俳優さんが、
「私たちも絵里の理想を表現するために頑張るけど、そのエネルギーが直で伝わるこの企画は、絵里のためにあると思ったよ」って言ってくれて、なんか、あまりにもこの企画の本質を突いた感想を言ってくれて、詩人かと思いました。

自分は語彙力のない擬音語マシンの変な演出家だと思っていたので、それを面白がってくれる人がいるんだ!という嬉しさ(涙)
そして、私の言葉がうまく伝わらない時に、適切に翻訳してくれる西﨑達磨のありがたさ。
言いたいことを誰かが簡潔に言ってくれると、本当に嬉しくなるんだなと思いました。

14時の回が始まった5秒後くらいに、仙台から東京の三鷹まで友人が駆けつけてくれて、来てくれることを何も知らなかったから、すっごいすっごいハイライトでした。台本が書けない時に支えてくれて(多分本人にそんなつもりはないけど)、その時は電話で1時間ほどなんでもない話をしました。(おすすめの餃子屋の話したね!)無事に書き切って、観に来てくれたのが本当に嬉しかったな。「来た甲斐があったよ」って言ってくれて、こちとら号泣だよ。

あとね、台本を販売するのも初めてでした。
レーンの時も怖くて、売れなくて。
今回は特典ついでに〜みたいな流れで、ちょっと弱気の販売でしたが、想像以上の方に台本を購入して頂けて、「え!私の言葉をお宅の本棚に並べて頂けるんすか⁈」という光栄さで、失神するかと思いました。本当に今までの全部が救われた瞬間です。
上演台本って
「ことばのサブスクみたいじゃない?」とか思ったりしますが、それはきっと本も同じですね。
でも観てくれた人はきっと色んな俳優さんの声で再生されるんだろうな。それが嬉しいな。

いつか上演したいな。
「上演しましょう」の言葉いっぱいで嬉しかったです。自分ができたらやりたいなと思っていたことを沢山の方にあの場で後押ししてもらえたことが、とっても沁みました。

18時の回は既成台本でした。
岩井さんの「エンド・オブ・ワールド」
ガチガチに緊張してしまって、伸び代しかない!って思いました。
頭真っ白!ってこれのこと?ってくらい、頭が真っ白になっちゃいました。
解説の西﨑達磨さんにいっぱい頼っちゃったり、俳優さんも盛り上げてくれて本当に、ありがとう。

終わった後、自分のことを沢山考えました。
わかることもあったり、わからないこともあったりです。
でも、これからも自分のやりたいことを沢山悩んで悩んで、お客さんや関わってくれる人と素敵な時間が過ごせるようにいっぱい学んで、もっと頑張りたいと思いました。

作文みたいになっちゃった。

最後になりましたが、素敵な機会をくださった岩井さん、関わってくださった皆さま、制作のわかなちゃん、徐さんに、最大限のリスペクトを込めて、BIGLOVEを贈らせていただきます。


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