レイジングループを好きになりすぎた

以下、レイジングループのネタバレをちょっぴり含みます

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レイジングループを好きになりすぎた。

小説版全7巻中5巻まで読んだけど読むのを止めている。このまま読み進めて終わりを迎えたときの喪失感を思い恐ろしくなった。とはいえゲームの暴露モードも一部をちょろっと読んで残してあるし、スマホ版しか遊んでないので据え置き版の追加要素は手付かずだ。まだ大丈夫、まだまだ作品の全ては味わってない。ほんとに?

ゲームのエンディングはもう見たのだ。私はもうレイジングループを終わらせているのだ。レイジングループはもう終わっているのだ。その先を読むことはないのだ。つらい。こんなに好きなのに。こんなに好きになっちゃったのにもうおしまいだなんて。宴の回数少なすぎじゃない?あと100回くらいやってよ!全員がおおかみやってるルート見せてよ!房石のキレ話術もっと読ませてよ!タンデムで連れてってよ!なんなの?どうして終わりがあるの?終わりがあるんなら嫌いにならせてよ…

レイジングループは私が好きなものがてんこもりだった。知略謀略、一寸先は闇の展開、キモ知的かっこいい主人公、背徳を経由する正道、エンタテイメントとしての緻密な心理描写、キモ知的かっこいい男とたくましいヒロインのラブ、幅のある年齢層の人物たちの交わり、セックスの匂い、非現実と現実の対比、ヤリチン、血の匂い、頭がグルグルしてくるSF的要素、救い、それらを包む艶っぽいリアル寄りイラスト。

あ〜

アプリで片手間にやりはじめたものが数年に一度出会えるか出会えないかの作品になってしまった。こんなに面白くなって大丈夫???心の準備追いつかないんだけど???と血圧を高くしていたらあっという間にエンディングを迎えた。

このゲームやってる間ずっとイギリスから個人輸入したパチュリの香りがするボディクリームを使っていた。いま私はパチュリをかぐ度休水のことを思い出して切なくなる。アホなのかな。