サルの話　その2

「マイケルのバナナ」

むかしむかし、あるところに
若いオスのサルがおりました。

名前は、マイケル。

ある日、マイケルがいつもはいかない
小高い山の上を、冒険していると
見たこともない、美味しそうな

「若干赤い、特別バナナ」

が落ちていました。

「ラッキー！！うっき～！！」
今日はついてるぜ！

マイケルは心の中で叫ぶが速いか
そのバナナを拾って一気に口の中に放り込みました。

「うまっ！！うまい！」

こんなバナナ、初めて食ったわ。
その日、マイケルは感動して眠れませんでした。

次の日、マイケルはもしかして
他にもバナナが落ちているのではないか？
と若干の期待を込めて、同じ場所に行ってみることにしました。

するとどうでしょうか、また新しいバナナが一本
落ちているではあ～りませんか！

「まじ～？！」これ「まじかと？」

ラッキーうっきー満載の気分で
またそのバナナを一気に食べました。

その後、数日同じことが続き
うれしくなったマイケルはそのことを
恋人のメスザル、スージーに言いたくなりました。

「あのね、あの山の上にね、なんでか毎日
バナナが落ちているんだ。とっても美味しいバナナだから
一緒に食べに行かないかい？」

スージーは、半信半疑でしたがあまりにも
マイケルが熱心に誘うもので
「そんなに言うなら」ということで

一緒に、例のあの山の上に行きました。

今回も、マイケルの言った通り
一本例のバナナが落ちていました。

「な、言った通りやろ、嘘じゃないやろ？」
スージーも若干、ビビりながらも

「本当やね～、おいしそう！」

とかなんとか、言いながら
二匹で一緒に、そのバナナを分けて食べました。

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次回へつづく・・・。

そして本日のテキトーソングforNKは
新曲「ジジイのチンパンジー」です。
お聞きください。

癒し、勇気づけ、お笑いエキス満載の
テキトーソングで思い込みから脱出して
世の中に「寛大さ」の空気を増やす！NK細胞を増やす！
笑・・・。