推し肉声の持ち主たちについて語る

おたのます〜。たのしぃです。

今日は、お仕事がとても暇だったので、考えたり文章書いたりするネタが欲しいなぁー。という気分になりました。
そこで、Twitterでフォロワーさんに話題提供を持ちかけたところ、「推しについて」のお話が聞きたいです!とリクエストをもらいました。推しという言葉、枠が広すぎて無限の宇宙です。

私はどの推しについて語ろうかな?と考えて出てきたのが、今回のnoteのお題である「推し肉声」というわけです。

肉声オタクが選ぶ推し肉声5名

私は肉声オタクを自称しておりまして、人間の声を使った表現がすごく好きです。
定期的に、声優事務所のボイスサンプルを聴ける範囲で全て聴く。といったような気持ちの悪い趣味もあります。

そんな私の、尊敬しているナレーターさんと声の表現とても好きだなと思っている声優さん。つまり「推し肉声」の持ち主たちについて、今回は5名分、このnoteに綴りたいと思います。
声優好きな方などは、共感していただけますかね…?

【榊原良子さん】


まず1人目は、私が尊敬してやまないナレーターさんのご紹介です。
PSYCHO-PASSの壬生局長、ガンダムシリーズのハマーン様で知っている方も多いかもしれない声優さんですが、長い間民放ニュース番組で報道ナレーションをやっておられた方でもあります。

それこそ、PSYCHO-PASSの関連でWebラジオにご出演なさっていた際に、(私の記憶の中の意訳ではあるのですが)

「報道ナレーションにおいては、自分の感情を入れることをしない。必要な情報を伝えることが重要であって、感情を込めるということをすれば、本来必要のない情報を受け手に与えることになる。」

というようなこと(中学生くらいの記憶に残ったものの意訳なので、まんまではないです。)をおっしゃっているのを聞いたときに、必要な情報を届けるためにニュートラルでいるそのプロ意識に、感銘を受けた覚えがあります。
伝えるべき情報を意識して、適切な表現を選ぶ、というナレーションの在り方にとても憧れました。
このお話を聞いた影響で、音読や朗読をする仕事に就きたかった小学生は、ナレーターという職業に就きたい中学生になりました。ま、なってませんが。

榊原さんは、お声も深みがあり声質だけでも説得力を持ってらっしゃるので、榊原さんのスタンスが違っていたら世は彼女の思うがまま…だったのではないかと思ってしまう程かっこよくてお美しい声で憧れです!

【堀内賢雄さん】

2人目は、堀内賢雄さんです。
個人的に【ブラピの吹替え】や【PSYCHO-PASSの梓澤】あとは【織田シナモン信長】をおすすめしたいです。

賢雄さんのお声が、この世のお声で一番好きです。できることならあの声になりたい。なんとしても後世に保存していきたいお声です。というのを、発作のように定期的にツイートしてしまうくらいには好きです。

声質は低くて深いんですけど、柔らかくてマイルドな響きと発音を持ったお声です。ただ、ナレーション等で抜けるような明るいお声も拝聴出来たりするので、メリハリがすごいです。

表現も、お声や発音がお美しいながらも、発声に関しては非常にナチュラルというか、余計な力を抜いたような楽に構えたようなお芝居が神がかっておられて狂おしく好きです。力まずに重みや圧力を表現できるのが職人技だと思います。

【上田麗奈さん】

3人目は、上田麗奈さんです。
【SSSS.GRIDMAN 新条アカネ】や【鬼滅の刃 栗花落カナヲ】で有名な声優さんです。
上田さんの担当キャラで、私が一度聴いて頂きたい役は【ゲームCaligulaのμ】や【harmonyの御冷ミァハ】です。

すごく通りが良く、かつ柔らかい、本当にお綺麗な声質です。発音もとても美しくて、セリフが大気に溶け込んで聞こえてくるような感覚があります。

ウィスパー成分がとても多い発音で、最終的に霧散していくような響きがあり、浮世離れした雰囲気やミステリアスさなんかは特に引き込まれます。
そんなお声の雰囲気に対して、苛烈な感情表現もとてもお上手で、美しい声だからこそ恐ろしく聞こえる感情の発散を見せつけられた役も数多くあります。

お芝居だけでなく、歌の活動でもその表現力の高さが活かされていて、優しい雰囲気の歌だけでなく底知れない雰囲気の楽曲もよく似合います。
アーティスト活動で出されている「Nebula」というアルバムの中の「scapesheep」という楽曲を、1度聴いてみてほしいです。各種サブスクでも聴けます。

【榎木淳弥さん】

4人目は、榎木淳弥さんです。
【MCU版スパイダーマンの吹替え】や【呪術廻戦 虎杖悠仁】で有名な声優さんです。私はこれらキャラも含めて、榎木さんが演じる人間くさいキャラクターがかなり好きです。【機動戦士ガンダムNT ヨナ・バシュタ】もおすすめです。

榎木さんに関しては、声質も勿論なのですが、特にお芝居の作り方や質感と発声がとても好みです。

声質はいわゆる主人公系というか、通りが良くさわやかな響きの方だと思います。いい声です。

私が、この方の表現で特筆して好きなのは、自然体の発声や発音をこだわりとして感じる部分です。
綺麗に発音を作りすぎなかったり、発声を場合によっては口元に留めてみたり、とても写実的なお芝居をされる方だと思っています。私が、作りすぎないナチュラルな表現を好むようになったのは、この方の影響も大きい気がしています。

現実もしくは実写の映像作品に近い表現を、アニメや吹替の場に組み込むことを、意図的に挑戦しておられる事は、メディア等のお話を聞いていても発信しておられます。自分自身の意図をもってそれをしている点に関してもとても好きです。

【種崎敦美さん】

最後、5人目は種崎敦美さんです。
演じられるキャラの中で、私のおすすめは【魔法使いの嫁 チセ】や【残響のテロル 三島リサ】です。

ただ、この方はお声の幅がとても広く器用な表現をなさるなと思っていまして、【SPY×FAMILY アーニャ】や【ジョジョ6部 エンポリオ】を先程おすすめしたキャラクターと聞き比べると、ひっくり返ります。しかも全キャラ良い。とても好き。

しかし、ただ声幅が広いだけでなく、声の距離感の取り方がすごくて、どの声幅の役でも「そこに居る」と感じます。

呼びかけの距離感もリアリティを感じますし、つぶやきや独り言といった、自分あるいは空間に向けた発話の絶妙な距離感が、とても「そこに居る」感を出しているように思います。
ナチュラルな表現でもデフォルメされた表現でもそれを感じさせるところに、演者としての技量を感じてとても好きです。憧れる役者さんのお1人です。

といった感じで、私は声を生業としている方々の、声質・発音・発声だったり、どういう意図を持って表現に声を使っているのか。みたいなのを勝手に考察するのが好きな肉声オタクなのでした。
なので、声優事務所さんのホームページを見て、ボイスサンプルを漁りながら、今みたいな分析を一人一人にしてたりします。キモイね!!!

ボイサン漁りは中学生の頃からの趣味なのですが、これまで色んな方の声の表現を膨大にインプットしてきたので、今の活動にもいくらかは身になってるんじゃないかな〜?なってるといいなぁ〜?とは思ってます💦
なってなかったら、ただキショなだけなんでね💦💦💦

これだけ書いて自分キモイなって思い始めたんで逃げます!ここまで読んでくれた人はすごい!ありがとう!

またの〜👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?