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滋賀 大野神社

職場の先輩と、先輩の子供と、もう一人の先輩と滋賀へ。

前の職場、仕事内容はキツかったけど、人に関しては今思えば良かった。何も分からない新卒に根気よく色々教えてくださった。あの頃を乗り越えなかったら今の自分はなかった。

職種は違うけど仕事以外の場所でも色々気にかけてくれて、遊びにも誘ってくれた。今回はそのひとつ。

休憩中、御朱印についてこの先輩に話していたら、「ぜひ行ってみたい神社がある。御朱印も始めたい。初詣がてら行かないか?」と言われ、ご一緒させていただくことになった。しかし、「子供ついてくるけど良い?」「あともう一人職場から誘おう」…という背景があり、この謎メンツ。先輩のお子さんとはこの日が初対面。お互いに緊張しているので、先輩経由でしか会話が出来ない。

集合時間。朝5時半。早ぇ。この業種は元気な人が多い。その体力はどこから湧いてくるんだろう。

先輩の運転で高速をぶっ飛ばしながら進む。軽自動車なのに!そんな‼子供も乗ってるのに!危ない!もっとゆっくりで良いですから!!みたいなスピードでかっとばしていく。到着は7時50分。早い。誰もいない。


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大野神社。菅原道真が祭神だったと思う。ただこの神社、普通ではない。もっと別のものを祀っていると錯覚してしまうくらい独特な神社。

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ここまでは普通。申年だ。

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!?

ジャニーズ・嵐のグッズが奉納されている。こちらの神社、神社名である「大野」、宮司さんの名前(後述)から、ファンによって嵐の聖地となった激アツな場所である。

先輩は嵐の大ファン。ファンクラブの名義は家族全員分、ライブがあれば全国どころかハワイまで行く、ライブの時にはオフ会を主催、仲間の誕生日には推しの裸体をプリントしたケーキを頼んで仲間同士でつつき合い、旦那さんに内緒で自宅にグッズ部屋を作ったりしている。先輩のエネルギーには負ける。私は椎名林檎好きだけどそこまでじゃない。

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社務所もこんな感じ。大野さんだらけ。全てファンから納められたもの。

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嵐カラー(5色)のお守りや達磨なんかも売っている。ファンの心を分かっている。推し色集めたくなるよな。先輩によると、子供には呆れられているらしい。先輩の嵐愛が強すぎて、お子さんに引かれている。

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祈願内容はもちろんチケット当選。菅原道真も正直びっくりで困惑しているだろう。この年の春に地元で嵐のコンサートがあったので、どうか当たりますようにと全員で願った。(この時は外れたけどその次のライブは当選して、先輩と一緒に参戦した)

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絵馬とかもほぼこんな感じ。1年怪我無く過ごせますようにとか、いたって一般的なお願いですら、ここでは空気読めみたいな内容になる。見ていて面白い。嵐関連がほぼすべての中、たまにキスマイとかセクゾのチケット当選祈願もある。どうして書こうと思った…?

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帳面取り込んでるけど、説明しやすいのでこれを使う。

青い紙の御朱印は、御朱印を書いてもらえると一緒に頂ける。日付は大野さんの誕生日。よくファンの方から「御朱印の日付を大野さんの誕生日で書いてほしい」と申し出がある()らしく、それなら最初から作ってしまおうと制作されたもの。11月26日は大野さんの誕生日…覚えました。

あと名刺。禰宜さんの名前が「さとし」で、大野さんの名前と同じ。ファン反応。そして「大宮」という苗字。嵐のライブでは、大野さんと二宮さんで「大宮SK」というユニットを組んで歌ったりしている。ファン大歓喜。この名刺をチケット当選祈願でお守りにしている人もいるらしい。ご利益ある。

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神社自体は小さくて落ち着いている。理由はなんにせよ、神社が盛り上がるのは嬉しい。先輩は二宮ファンだけど、大野カラーである青色の御朱印帳をゲットしてほくほくしていた。なんか私、周りの人に御朱印薦めすぎだ。



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