ふたたび入院する母

背骨の圧迫骨折で入院していた母は7月14日に退院をした。

退院からわずか15日でふたたび入院することになった。今度は咳喘息だ。

退院してから4、5日でしてから咳が出始めた。だんだん酷くなってくるのでかかりつけで見てもらった。撮ったレントゲンからは影は見えず、奇麗な肺ですねと逆に褒められた。

その日は痰が切れやすくなる漢方を処方してもらい帰宅。すぐに飲み始めるもすぐに効果が出ない。漢方だから致し方ない。

咳が落ち着いた日と酷い日を繰り返していた。7月29日の夜はいままでにない酷い咳を繰り返す。さすがに心配になり近くの夜間診療の病院へ連れていく。

レントゲンとCTを撮ったが今回も影もなく、奇麗な肺ですねとふたたび言われる。咳止めと喘息用の薬をもらい帰宅。この時はあまりにも酷かったので先に解熱剤を飲ませてしまったので、病院に着いた頃に薬が効いてしまったのか症状が落ち着いてしまっていた。おそらくこれが敗着だったのだろう。

それから今日 (8月4日) の明け方までもらった薬でごまかしてきた。しかし昨夜飲ませたのが最後だったので明け方から咳き込みががまた酷くなりはじめた。

8時半ごろようやく落ち着いたので出勤。今日は休めない。後ろ髪を引かれる思いで家を出た。

妹が午前中に一度様子を見にきてくれた。穏やかに寝ていたのでそのまま彼女も仕事へ。午後から医者へ連れていってもらった。

午後からの診察でふたたびレントゲンとCTを撮る。このひと月半で何回レントゲンとCTを撮ったか。ここでも肺に影は見られず、おそらく咳喘息の可能性があると診断された。

猛暑日が続き一人で過ごす時間も少なくないので入院させる方が安心と判断した妹。ラインでその旨を伝えられ正しい判断をしてくれた。感謝の念しかない。

降ってわいた独身生活がまた二週間ほど始まる。

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