マジケ2024春、出展4トリックご紹介

マジックマーケット2024春

マジックマーケット2024春、TANISHImagicブース出展情報です。
ここでは再販以外の初お目見え４トリックをご紹介いたします。

マジックマーケット2024春出展者：TANISHImagic | マジックマーケット2024春

『オートマチック・トライアンフ』

オンライン出展(解説PDFのみ)：500円
リアル出展(特製デック付き)：3,000円
オンライン出展は、冊子『ホール・ソート・デックの作り方』(by 富山達也)をお持ちで、デックを自作される方向けです。
冊子『〜作り方』を買う必要もあるのでオンラインは当初100円出展を考えていましたが、RRMCでそれを言うと「安すぎる！」と言われました。タネ知りたいだけの方に広く買われるより、自作しようという方にこそ買っていただきたいと考え直し、少し高めの500円に設定させていただきました。単価は5倍だけど、売れる数は5分の1どころではなく激減すると思います。
IBM例会で「ダイ・バーノンのトライアンフはスライトが必要ですが、このトリックでは不要です。ホールソートデックの穴の開閉は0と1にあたるので、デジタル技術を使ってカードを探し出します」って言ったら、宮中桂煥さんに「デジタル技術と違って、穴ログ技術やな」って言われました。

『ボール＆ケース』

オンライン出展(PDF+解説動画)：300円
何だかよく分からない実演動画で話題になった 3CIONS の kids magic シリーズ ですが、その中でまだマシな『不思議な箱』を使った手順です。
メモリ不足でエラーの出まくる古い動画編集ソフトをなだめすかして、何とか解説動画が出来上がりました。20分34秒の動画は少し長めかもしれませんが、いろんな角度からお楽しみいただける内容になったと思っております。
価格が300円なのは、お察しのとおり ほぼ自動的に決まりました。
RRMC例会で「3COINSの手品します」って言ったら、庄野さんに「どのへんがスリーコインなん？」って言われました。コインマジックと勘違いさせてスミマセンでした。『ボール＆ケース(Ball & Case)』のPDFは表紙含めて3ページ。解説動画の案内のような位置付けです。
解説動画は20分34秒ですが、最初の3秒はタイトル、最後の2秒はロゴです。
2分半ほどの手順ですが、⑤のエクスポーズド・ビューではサラッと流したので2分を切っちゃいました😅

解説動画の中でしかできない手品を、割と冒頭のほうで演じて(?)います。冗談のような変なエフェクトです。なので、②までは飛ばさずに順に見ていただきたいです。その後なら、③④⑤はどの順番で見ていただいても結構です。
また、拡張性のある(いじり甲斐がある)ボーナストリックを追加しました。

『ジャンケン３×３』

リアル出展：2,000円（前作『ジャンケン３』をお持ちの方は1,500円）
前作は3枚を使った単発トリックでしたが、6枚になって手順化されました❗　またまたYuMoさんのおかげで出来上がりました🙇
本当は前作『ジャンケン３』をお持ちの方に向けて “バージョンアップキット(追加カード3枚・ミニ封筒・解説)”を1,000円で出展したかったのですが、カード構成が異なるため適いませんでした。苦肉の策として、前作をお持ちであることをブースでお示しいただければ500円引きとしました。前作をお持ちであることのお示しについては、スマホでDLカード裏のQR画像や解説PDFそのものを見せていただくなど何か証があれば望ましいですが、さすがに難しいかと思います。なので「こんなギミックでしたよね」など、何らかの持ってますアピールをブースでしていただければ対応させていただきます！
前作『ジャンケン３』より枚数が増えたにも関わらず、覚えやすくなりました。前作の戦利品報告でどなたかが「こうすれば覚えやすいのに」とツイート(現ポスト)してくださったのです。解説ではその方法を採用しました。また相手のカードがあることで、判断の時間も稼ぎやすくなりました。
覚えやすさもですけど、視認性を考慮して今回はバイシクル青裏バージョンも幾つか作ろうと思っています。たいがい赤裏のほうが人気ですので、青裏の数は赤裏の半分くらいの予定です。

『視力検査(仕様変更品)』

リアル出展：1,000円
物は違っていて初お目見えであるものの、従来の『視力検査』と同じ内容なので実質は再販扱いです。
従来品との違い：
・裏がブランクではなく模様あり
・カードが少し大きくなった
・ランドルト環の縮小率
・ラミネートで滑りが良くなった
従来品の『視力検査』は各マジックショップで取り扱っていただきましたが、品切れ状態が続いております。私が納めていないからなのですが、理由は素材に使っていた海外製の正方形カードの価格が高騰したためです。恐らく円安の影響かと。なので、カードから手作りすることにしました。材料費は抑えられましたが、手間がえらいことになりました。趣味なので何とかやれてます。

再販品については、また後日改めてご紹介させていただきます。