2016年7月~9月に聴いて良かったCD

例によりやります。今期は結構聴くの聴かないので偏りがあったような気も。選んだ中でも特定のものをかなり集中的に聴いていました。

LUCKY TAPES「Cigarette & Alcohol」

前回の小洒落た感じも好きだったけど、今作は王道J-POPの方向に舵を切ってる感じ。メロディが良いのでしっくりくる。

ザ・なつやすみバンド「PHANTASIA」

「GRAND MASTER MEMORIES feat.嫁入りランド」がめっぽうよかった。MVとかは上がってないけど。

TWEEDEES「The Second Time Around」

正直言って先行配信されてる「今までの沖井節」的な曲よりも多分後の方に作られたと思われる作品群が大変素晴らしい。バンドとしても次のフェーズに入ったのでは、と思わせる快作。

POLTA「HELLO AGAIN」

POLTAに関してはいろいろ感情移入してしまうところが強いんだけど、今作については「春が過ぎても」が最高に良い。

UNISON SQUARE GARDEN「Dr.Izzy」

静と動、というかバンドの基本的な動作がとてもしっかりしていると改めて感じる。

スピッツ「醒めない」

トータルでは前作の方が好きではあるんだけど、20年以上にわたってここまでコンスタントに良い曲を作れていることは単純にすごいと思う

Gotch「Good New Times」

ソロの方がハンドメイド的・内省的・オーガニックな面があるんだけど、年相応の音楽ってことで僕はとても好き。

黒田卓也「Zigzagger」

ブルーノートにいた時とは若干作風違うかな?とはいえやはり色々な音楽の要素を入れたジャズにとどまらない現在進行形の音楽って感じ。

downy「第六作品集『無題』」

圧倒的轟音、耽美なメロディ。聴きごたえあり。

H ZETTRIO「PIANO CRAZE」

リオ五輪→東京五輪への引き継ぎ式で流れたことで少し話題になったところでのリリース。音数多い!!というのが最初の感想だった笑

brinq「MAGICAL BRINQ TOUR」

かわいいエレクトロポップ。リリスクminanちゃん参加曲がとても良い

TAMTAM「NEWPOESY」

独特の浮遊感。おおよそ日本人ウケしなそうな気もするけど、なんともクセになる深みと響きのある楽曲群。フィッシュマンズ好きな人、是非聴いてみましょ。

THE NOVEMBERS「Hallelujah」

轟音・綺麗なメロディ・懐かしさ漂うアレンジ(一部の曲は1980年代のような楽曲だ)。バンドとしてこれまで進めてきたことが大きな実を結んでいるかのような出来。

bonobos「23区」

TAMTAMも良いがbonobosも良い。ふわっとした感じと力強い感じのコントラストがグッとくる。

Cocco「アダンバレエ」

産休からの復帰後は生命力にあふれた歌うたいになったよなあと思うCocco。今作も大変良い出来。Coccoに対して活動休止前(というかデビューから5年くらい)のイメージしかない人にこそ聴いてほしい。

宇多田ヒカル「Fantôme」

アルバムとしては8年ぶり、楽曲リリースすら4年ぶりという事実が信じられなくなる。ブランクを感じさせない。古さなんて全くない。その上で今まで大半の楽曲が英語タイトルだったのに対し今作は全曲日本語タイトル。より言葉を・歌を伝えることに意識的になっていると思われる(インタビューなんかで語ってる話からもその辺りがうかがえる)。2016年、日本の音楽はまた大きく動き出す。

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