大切なお知らせ

WGP金沢のトリオで優勝することができました。はじめて自分が本当に好きと言えるコンテンツのタイトルで入賞することができました。とても嬉しいです。
チームメイトはもちろんですが対戦していただいた、応援とおめでとうのリプライしてくださった、いつも調整に付き合ってくださる沢界隈を含めた知り合いの方々、本当にありがとうございました。

気持ちの整理がひとつつけれたので、一回なんらかの形を残そうと思いました。長いですがお付き合いできる方は読んでいただけると幸いです。

実は去年の年始くらいからあと一回入賞できたら、ヴァイスシュヴァルツを完全に辞めようと心に決めていました。その話をしたのも数人程度なので知り合いの方でも知らないって人の方が多いと思います。黙っていてごめんなさい。
後日談ですが、話をした数少ない内の一人は僕より先にヴァイス辞めました（

理由は元々、僕は関西のとある地域でこのゲームをやっていました。その地域や周辺では今でも公式でたくさんの入賞を飾っている強いプレイヤーで溢れていて、とても活発で素晴らしい環境だったと思います。今でもその繋がりがあり、プレイングや環境の理解や整理を教えてもらえてるのはありがたい限りです。
ですが数年前から地方に飛んでしまったのでまた新しい場所でヴァイスシュヴァルツを続けていかなくてはなりませんでした。

そこで感じたのは質の問題でした。

プレイングを1から10までしっかりと咎められたり突き詰められていないことが多く、その対戦を勝つだけならば自分ができるプレイングの許容がかなり広くなっているのを感じました。
簡単に言えば許容できる範囲が広がればミスをしても許されることもあり、それでも勝てるんですよ。そして思うんですよね。そこまで簡単だったか？このゲームと。
これでは腕が鈍っていくもの裏付けます。ー公式の大会ではそんなプレイヤーと対戦できるのかわからないのだからー

そしてそんな環境に甘えていたのかもしれません、とうとうその日が来てしまいました。
自宅でPCを開いてDiscodeやらSkypeやらで調整してる時、とある方に「いのっちくん、弱くなった？」って言われてしまいました…
その日はボコボコにされてて、なおかつメンタル攻撃もされたのでずっと心が折れてました。冗談でも当時はすごく悔しかった反面、内心はオブラートに包まないその言葉をずっと待っていたのかもしれませんね。カイワイヌシゼッタイユルサナイ…

そんなこともありつつそろそろ潮時かなと一戦一戦の対戦の質が違う以上、実力も経験も時間で解決できると言えばそうではないですし差が開く一方だと悟ってしまいました。それでもあと一回、なんとかレシピを取ってスッキリと辞めたいと思い続けていました。そして自然と取り組み方も変えていってそれが今回、結果に実って本当に良かったです。

話は変わりますがここの話題に通じるものがあると思うのでひとつだけ言わせてもらうと今は強いプレイヤーたちがチームを組んで調整や対戦会をして切磋琢磨している姿を見受けられることが多くなりました。
そんな中で勝ちたい、公式大会で入賞したいと思って取り組んでいる過疎地域のプレイヤーはその地域“だけ”でやるメリットはほぼ『ゼロ』に等しいと個人的には思ってます。考え方の視野も狭くなってますし、そこで最強を謳っていても所詮は井の中の蛙です。厳しい言葉とは思いますがそれが『現実』です。田舎というか地方でこのゲームの人口があまりいない、活発ではない所は、メリットもありますがデメリットのほうの比重があまりに大きいのでそこらへんの話という名の愚痴も需要があるならしていきたいですね。

そんなこんなで結果は出せたのですがなぜかここ数年でまた新しい知り合いやつながりが増えて、トリオやら遠征やら対戦会、関係ないですがライブやイベントやらに誘われる機会もさらに多くなりました。オタク辞めようと思ってたのに辞めれねぇじゃねぇか……ッ

ということもあり結局、「一プレイヤーとしてまだ活動していく」ことにしました。やっぱりこのゲーム楽しいです。なかなか辞められないですね。ホントに心に決めたとはなんだったのでしょうかね？

近いうちに約束もありますし、こんな自分を誘ってくださる人たちがいるうちはまだ辞められなさそうにないので、集大成のエピローグの“報告”はまた区切りが自分の中でついた時にでもすることにします。
一応ですが目標があるので出来れば達成してそれを最期に終わりたいですね。

今後は好きなコンテンツの話、俗に言う自分語りとかもするかもしれません。

以上です。