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すべての人が生かされて初めて円になる

私は、最近、
自分が間違っていたと思う。

意識研には、
いろんな才能を持った人が集まっている。

みんな色んな特技がある。

私たちは、ヒプノセラピストの団体でありつつ、
その個性は豊かだ。

それぞれが違う価値観を持っていることを認めて、
より広がりのある協会でいたいと思う。

これは、当たり前のことだ。

私も、もともとは、
当たり前だと思っていたが、
でも、いざ、
組織を作る側になったら、

ぜんぜん当たり前じゃなかった。
ぜんぜん当たり前じゃなかった。
ぜんぜん当たり前じゃなかった。


当たり前と思ってたのは、
それがまったく当事者になってなくて、

他人事だったからだ。

お客様の時は、
わからないんだよね。

作る側は
一つ一つが必死だ。

そして、その時、
みてる方向がそれぞれ違うと、
ぜんぜん前に進まなくて、
しんどい。

スティーブ・ジョブズは、
「スティーブする」という造語があるくらい、
自分と考えが違う社員のクビを切った。

どんなに能力が高くとも、
考え方が違うのは、
見てる方向が違うのだから前に進めない。
だから、クビを切った。
それは、「スティーブする」という、
動詞にもなったのだった。笑

スティーブする。笑
まじウケる。
ちょっと、ユーモラスで、
愛を感じるね。

一方、二宮金次郎は、
一円観という思想を打ち立てた。

彼は、
村の復興に疲れ果てていた。
みんな考え方も違く、
思いも違う。
それらをまとめるのは苦難の連続だった。

21日間の断食修行で、
ようやく光明を得た。

すべてのものは、本来は善も悪も一円であり,
理想への固執から
敵を排除するのでなく,
改革への意志は保ちつつ
固執を離れ,

成田山の不動明王のごとく
受けとめるという視点を獲得した。

二宮尊徳の教えだ。

身に染みる。

理想の固執から
排除するのではなく、

改革への意志は持ちつつ
固執を離れる。

なんて素晴らしいのだろう。

でも、これも、
口で言うのは簡単で
実現するのは、
結構難しい。
ただ、光明を得た、で終わらない。

これを元に、彼は逃げ出した村へと戻り、
村の再建に全力で取り組んだ。

スティーブ・ジョブズは、
アイフォンの原型を、LSDという麻薬の力をつかって、
ビジョン視した。爆

二宮金次郎は、村の再建のための光明を
21日の断食によって得た。

ビジョンってすごいなって思う。

ほんますごい。


二宮金次郎はまじすごい。

逃げ出した村に戻ってきて、
彼は村の再建に全力で取り組んだ。

後にこの村に外国人が訪れた時、
あまりの素晴らしさに驚愕したという逸話がある。

素晴らしく美しい村になっていたのだった。


すべての人が生かされて、初めて円になる。
すべてが互いに働き合って一体となっている。
あらゆる事を別々に切り離して考えるのではなく、
一つの円の中に入れて見る。
その一つの円の中で、
すべてのものが互いに働き合い、
一体となったときに初めて結果が出るというのが
一円観だ。

私が実現したいのも、
この二宮尊徳の世界観だと思う。

「あなたの周りはすべて、あなたの潜在意識の表れです。」

「全ての人が生かされて、初めて円になる」

世界はまさにそのようにできている。

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