2018年下半期短歌まとめ(時系列順)
短歌をはじめて約一年が経ちました。
2018年上半期のまとめに引き続き、下半期に取り上げていただいた短歌をまとめました。
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66点のテストを逆さまに見せるみたいに来てよ明日が(うたらばネットプリント『願』)
かなしみがとけないうちにコンビニで買ったパピコを分け合うふたり(毎日歌壇 7/16)
歌詞のない曲が好きだと言ったけどぼくにはきみが必要だった(NHK短歌『音楽』)
せんそうを知らぬ大人に戦争を説かれ僕らを避けて降る雨(全国短歌大会 香川ヒサ選 秀作第一席)
途切れてることにも意味があるはずで深夜に渡る横断歩道(全国短歌大会 外塚喬選・内藤明選 佳作)
轢き逃げのニュースをBGMにして自分のための飛行機を折る(粘菌歌会『折る』)
昨日とは違う名前で君を呼ぶ しあわせにまた一歩近づく(毎日歌壇 10/15)
ライターの火口を覆う父の手にこれまでずっと守られてきた(うたらばネットプリント『火』)
家出した日の星空があまりにも綺麗で家出座を探してた(うたらばネットプリント『家』)
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はい、前回より減りました…(特に新聞歌壇が少ない)
2018年前半は、新しいことに挑戦することがとにかく楽しくて、思うがままいろんなところに投稿していましたが、後半は仕事と短歌の両立などに悩み、少し悶々とした日々を過ごしました。
要するに、''谷口泰星シーズン2''は、少し停滞のシーズンだったという感じでしょうか。
ということで、
2019年は、仕事との両立を頑張りつつ一皮向けたいところ。
うたの日や新聞歌壇にも前のように継続的に投稿していきたいです。
また、これまで読んできた歌集をもう一度丁寧に読み込んでいくのもやりたいなあと思ってます。
まずは平成の終わりに向けて全力疾走。
みなさんも、良き短歌ライフを!
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