北海道の工業試験場の研究員が海賊ソフトを使い、8300万円の賠償金を払わされた件。

記事によれば4年前に3次元設計ソフト「ソリッドワークス」を海賊版で入手。60歳代の道総研の研究員はそれを職場やじぶんのうちのパソコンにインストールして使っていたそうです。アメリカのメーカーがそれに気づき、不正使用につき罰金を払ってほしいと試験場に通達。交渉の結果、8300万円の使用料(賠償金)を払ったと。
正規の値段はだいたい年間の保守代もこみで150万円くらいのようですから、60倍近い高い買い物になってしまいました。

この研究所の年間予算がいくらなのか知りませんが、8300万円というのはそんなに小さい金額ではありません。

60歳代ならたぶんヒラでなく肩書もついた役職にある人だと思うのですが、道総研は彼にこの金を請求するという話もあります。退職金でも間に合わない額でしょうが、どうするんですかね。

2020年にはこのソフトについてのセミナーまで開いているのですが、講師はその人物だったのでしょうか。


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