ムジークフェラインで中国音楽の夕べに出演した謎のオーケストラ、オーストリア国家音楽家交響楽団。

2000年ごろにオーストリア、ウィーンの音楽の殿堂ムジークフェラインで中国音楽の夕べが開催されました。そのときのビデオがこれです。

オーケストラは白人が主体で、そこに中国の伝統音楽の楽器演奏者がまじっている編成。字幕によれば、奥地利国家音乐家交响乐团となっています。
オーストリア国家音楽家交響楽団、ということです。
ムジークフェラインを拠点にしているのはウィーンフィル、そのほか、ウィーン交響楽団やウィーン放送交響楽団もここで演奏することがあります。しかしそれならそういう表記になるでしょうから、これはこの演奏会のために臨時に編成されたオケかもしれません。
指揮者は小沢征爾を思わせるエネルギッシュな指揮ぶりと容姿ですが、中国では有名な方のようです。
中国中央テレビ(CCTV)の特番みたいなので、お金も放送局がだしてムジークフェラインを借り切ったのではないでしょうか。
「智取威虎山」は現代京劇で、革命軍が山賊たちのたてこもった山を知略で攻撃して勝つ、というお話です。

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