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どんな人でも育苗はできる【タイ接木指導体験】

今回は僕が初めて育苗の先生になったお話です。

きっかけは取り引きのある種苗屋さんから

「タイに行って苗の作り方を教えてやってくれないか?」

と言われたことでした。

「僕がですか!?」

とビックリしてしまったことは今でも覚えています。
当時はまだ接木を独学で初めて2年目だったと思います。

「こんな僕が教えていいんですか?」

と、つい本音が出てしまいました。

それでもいいと言うので、
僕の育苗技術が誰かの役に立つならと思って
タイの”チェンマイ”というところへ 一週間、
接木苗の技術指導へ行きました。

日本を出発して飛行機乗り継いで現地に着いたんですが、

タイの田舎ってめっちゃ面白いんですよ!
・家の庭先に必ずと言っていいほどパパイヤが植えてあるし
・広大なバナナ畑があったり、
・日本だったら絶対捕まるよなってくらいバナナを過積載してるトラックがあるし

「タイの田舎っておもろいなー」 そう思っているうちに
トマトを6000㎡ほど栽培しているハウスに到着しました。

現地の日本人は”天野さん”という方で、
到着するなりトマトや苗の現状を聞いてみると

・栽培土壌が悪くて病気にかかりやすく収量も壊滅状態

・現地の苗屋に実生苗を委託して作ってもらったが、
 虫食いだらけ、ヒョロヒョロで苗の品質は最悪

・種を1000粒渡しても苗になってくるのが半分以下
 →苗屋に盗難されている疑いあり

それはそれは悲惨な状況でした

だから
”病気に強い接木苗”を
”自分で作る必要がある”

ということでした。

そんな悲惨な状況を聞いているうちに
これは絶対成功させてあげたい!

「接木苗、作れるようになりましょう!」

僕の育苗魂に火が点った瞬間でした。

育苗魂に火がついた僕は
まず育苗に使う培土を見せてもらいました。

すると
・田んぼの土みたいでカチカチ
・肥料成分が不明

これは培土から見直さないといけませんでした。

タイでは日本のような高品質な培土は
どこへ行っても置いてありませんでした。

そこで、培土を自作することから取り組みました。

ピートモス、パーライト、バーミキュライト、、、
資材の市場で使えそうなものをかき集めて
それらをブレンドして、何度も配合比率を試験しました。

完成した培土はどこからどう見ても
日本の培土と遜色がないレベルにまで仕上げました。

あとは接木の工程です。
予め僕が行く日に合わせて接木前の苗を作ってもらっていたのですが

苗が細い!

そりゃあんな培土だったら仕方ないかと思いましたが、
とにかく成功させなければいけないので、
接木のやり方をタイ人に教えるのですが、

言葉が伝わらない、、、

僕もタイ語は「サワディーカップ」 (こんにちは)
しか知らないレベル、、、

この時、グーグル翻訳が大活躍しましたね。

なんとか接木苗も出来上がり、
養生の管理を教えて、
無事に接木苗が完成しました。

接木前の苗が悪かったので活着率は70%ほどでしたが、
天野さんは大満足!大興奮!

そこから水やりや鉢上げや管理の仕方など、
いろんなことをグーグル先生に助けてもらいながら
タイ人の従業員に教えて
やり切ることができました!

天野さんや現地のタイ人にも感謝して頂いて
日本に帰ってきたのですが、

結果的に
僕の育苗メソッドは

╋━━━━━━━━━━╋
✅育苗未経験でもできる
✅タイ人でもできる
✅国を超えてもできる
╋━━━━━━━━━━╋

結果がそれを証明しているんですね!

今ではタイの天野さんの農場では
トマト以外にもピーマン、カボチャなど
いろんな野菜も自分で育苗して野菜を作っています。

つまり、

僕の 【”半策式”育苗メソッド4STEP】は
一度覚えてしまえば

╋━━━━━━━━━━╋
✅”再現性が高く”
✅”どんな野菜にでも応用できる”
╋━━━━━━━━━━╋

ということです。

あなたが
もし育苗について何か困っていることがあれば
ご相談ください。

きっとお力になれると思います!

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