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#87 体外受精 全治3ヶ月の重症

2021.4.26
SNSで「出産は全治3ヶ月の重症」という文字を見た。
生後3ヶ月……授乳、沐浴、オムツ交換の他に、買い物、内祝いの選定に発送、、、なんでもやってたなーなんて振り返る。
帝王切開した私は全治何ヶ月だったんだろう(笑)なんて思ったりもした。

4/27は内診日。通算6回目の移植日を決める。内診日の前日は先生に聞きたいことを紙に書いてまとめる。聞けないと次の内診までモヤモヤするからだ。ネットに正解は書いてない。
日に何十人も診る先生はとにかく早口。
一つ一つ確認したい私はそのスピードについていけない。
先生が寄り添ってくれていない訳では無い。絶対にマイナスな発言はしないし、私は先生を信頼している。

今回の生理は9日間続いた。
9日後から4日間バルトリン腺嚢胞が破れて、腺炎になったり、ナプキンにかぶれて性器ヘルペスが出来た(自己免疫が下がるとすぐ性器ヘルペスが出来る。これは生まれつき保菌している。)

そもそも出血が9日間も続いて大丈夫なのか?
子宮内膜症のセフルチェックは全項目当てはまった。今回はバルトリン腺のことと、子宮内膜症のことは絶対聞かないと。
ヘルペスの軟膏ももらわないと。
ふー。書き出して安心する。あとはこのメモを忘れないことだ。

書き出して安心したので、写真を撮ることにした。よく晴れたベランダでカメラを覗いて日向ぼっこなんて、さいこー

ほら、ね。
病院の前日はいつも、流産した2人に思いを馳せる。世界中で、母親の私ぐらいは思い出してやってもいいじゃない。
受精卵の段階で既に命のダンスは始まっているんだから。そう思う。

2021.4.27
内診。メモも忘れずに持参。
子宮の状態は良好。ほっとする。やっぱり正解はSNSには書いていない。
子宮内膜症も予備軍だそうだ。
ヘルペスの薬も出してもらった。
バルトリン腺のことは……イマイチパッとしない答えだった。いつも出血した後だからかな?万が一のためにロキソニンも処方してもらった!

肝心な移植日は5月2日の日曜日。
生理から19日目に。20日目の3日(月祝)は病院の規定で出来ないそうで19日目の2日になった。

19日目でも20日目でも、やっぱり嬉しかった。
子宮の状態は良好。気持ちは前向き。

あとは中途半端に引いている風邪を完治させて、今日から始まるルトラールの錠剤数を間違えないこと(笑)

1人では踊れない命のダンスを踊るんだ

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