30歳で家を買い35歳で家を売った

たんちくんです。子育てや健康生活を楽しんだり、ラーメンの食べ歩きを愛する36歳です。今日は、自分自身のライフプランの結果、30歳で家を買い、35歳で家を売った話をしたいと思います。

1.30歳で家を買った理由

27歳の時にお付き合いしていた女性と結婚を前提に同棲開始。28歳で結婚し、翌年に妻が妊娠(あきらめかけていた妊娠。妊娠に至るまでもいろいろありました。)30歳になった年に子どもが誕生するということでそれに合わせて注文住宅を注文。2014年の10月に生まれる予定だったので9月までに完成してもらえるようにお願いしました。私、妻とも戸建て育ちであったので迷いなく戸建てでした。

2.住宅ローンの不思議に気づく

私たちはそれぞれがサラリーマンの共働き夫婦でした。それぞれ年収370万円手取りでそれぞれ230万ぐらいでしょうか。3200万を二人の名義で借入して、35年で返済予定。毎月の返済が85000円(ボーナス払いなし)。何やら住宅ローン控除というものも受けれるそうで生命保険料控除と合わせるとそれぞれ40000円ほど戻ってくる仕組み。マイホームを建て、あきらめかけていた子どもも生まれ上手くいっているのかなと思って生活していました。

実は住宅ローンの不思議に気づいたのは子どもがきっかけでした。生後二か月になった子どもが予防接種を受けたとたん入院したのです。なんだかよくわからないまま(実は予防接種が危険なことは感じていました、子宮頸癌わくちんがどうのこうのってやつ)あれよあれよと入院(診断は敗血症疑い)。穏やかな生活が一変したきっかけはどう考えても予防接種なのに、その理由に取り合ってくれない医師たち。このことから自分で調べて自分で決めるような習慣が付き始めました。

当たり前のように35年ローン組んだけど、65歳までその金額を払い続けることに疑問を感じ、そんな貸し方をする銀行の行動に疑問を感じ、周りの人も当たり前のようにどんどん同じことを進めていることに疑問を感じました。借入した本人に万が一のことがあっても団信(団体信用生命保険)でローンはチャラになるっていうけど、今ってなかなか死ねない時代だし払い続ける可能性の方が高くなるわけですね。もちろんこれはお金がたくさんある人には問題にならないだろうなとも感じました笑 ちょうど住宅ローンの金利は下がっていたので安いところから借りて高いところから金利を得るとむしろプラスになる場合がある(投資のリターンが大きいときにこれは成り立つ笑)

3.定住するか?

入院した理由についての疑問、お金の疑問からどんどんどんどん疑問があふれ、食べ物、飲み物、洗剤など日用品にも疑問が笑 公職、教育、医療、仕事などなど疑問だらけの世の中に見えてしまい、そもそもここにずっと住むのか?っていう疑問も出てきてしまいました。子どもがあっち行きたいこっち行きたいっていったら一緒に行きたいし、あの学校に行きたいこの学校に行きたいなんて言い始めたら制限をかけてしまうし、どうしたものかと考えることが多くなりました。

4.売るという選択肢

ちょうど働き方にも疑問を感じていたので副業で出張もみほぐし、出張整体、ファイナンシャルプランニングをしていたので、住宅を売るという選択肢が具体的になってきました。ファイナンシャルプランニングをしていると地価がどうのこうのって話も耳にしたりしました。いろんな理由で地価が上がっているようでした。例を出すと、団塊の世代が後期高齢者になるタイミングで札幌に移住者が増えるから、北海道が中国に売られるから、気温の変化で日本の南側に人が住めなくなり北海道東北に移住者が増えるからなどなど。知人に不動産業者を紹介してもらい、早速見積もり。なんと売りたい金額で提示していいとのこと。なんと提示した金額から-40万で売却が決定。

5.現在賃貸に住んでいる

子どもの保育園の近くに2LDK賃貸に引っ越し。なんとJRの駅に徒歩15秒笑。交通の便が良くなり、保育園も近くなり、狭くなった我が家では掃除が楽になり、物が減り、洗濯機から物干し場までも距離が短縮。子どもも親が近くにいるからか5歳で一人で寝れるようになり、住宅ローンの重荷がなくなり、快適な生活を送っております。物置がなくなったり、所有感がなくなったり、子どもが前の家の方がきれいで良かったなんて言ったりもしますが、きれいな家にはそのうち住めるだろうし、何より定住じゃなくなったので行きたいとことに行って住みたいところに住めることに子どもも楽しみを感じているそうです!

6.まとめ

・30歳で家を買い35歳で売った話でした

・子どもから、社会のシステムに疑問を持つことを教わりました

・手放して所有感がなくなったけど快適な気持ちのほうが勝っていました

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