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2020有馬記念スペシャルその2〜クロノジェネシスの可能性〜

有馬記念まであと4日となった。

この1年でリスグラシューの如く覚醒してきたと感じるのがクロノジェネシスである。

3歳時から能力は高かったのは認めているが、明け4歳の2020年、ここまでの結果を残すとは想像していなかった。

とはいえ今年初戦の京都記念は得意の重馬場と外伸び馬場を利用した完勝。
内回りとなった大阪杯ではラッキーライラックにクビ差届かず2着。
宝塚記念ではこれまた得意の重馬場を利用したマクりが決まり圧勝。

この宝塚記念までは正直過剰評価であると思っていた。

その評価を覆したのが天皇賞秋でのレースぶり。
完璧な競馬をしたアーモンドアイを抜き去るのでは無いかという手応えでフィエールマンとともに猛然と追い込んだ。

あるいはスタートのロスがなければと思わせる走りに、私は初めてクロノジェネシスの本物の強さを見た気がした。

この成長曲線は間違いなく昨年のリスグラシューに似ている。


昨年のテーマが"リスグラシュー覚醒のラストラン"だとすれば、今年は"クロノジェネシス覚醒完了"というテーマになるのかもしれない。

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