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サラリーパーソンのベストな資産形成は?

こんにちは、たなです。
今回は私の資産運用を紹介したいと思います。

私はさわかみ投信というところにもうかれこれ20年近く積み立て投資をしており、今のところ、3,000万円ほどの運用益が出ています。年利にして5%ほど。


きっかけは、当時さわかみ投信代表の澤上篤人さんのセミナーを聴きに行ったこと。2005年のこと。
一時的にどんなに不況が来ようとも、どんな自然災害が起ころうとも、どんな武力衝突が起ころうとも、どんな不幸な出来事が起ころうとも、そしてその結果、企業価値を示す株価が大きく下落したとしても、人々はその中でも生活を送り、また少しでも豊かで便利な世の中にしようと努力をする。その結果、やっぱり少しずつ少しずつ豊かで便利な世の中になっていき、復興をとげ、株価も元に戻り、そしてさらに上昇していく。そういう条理を信じ、人々の生活の基盤となす企業、少しでも豊かな世の中にしようとする企業を応援しながら、復興を成し遂げた折には、その果実を共有する。だから必然的に長期的な投資になる。そういうスタイル。

それを聞いた時、投資の本質が分かったような気がした。
正解かどうかは正直よく分からない。
だけど、それまでは株価が上がるか下がるかという近視眼的なものの見方しかできていなかった自分にとって、これが投資か〜と思えるものだった。

当時、いくらから始めたのかもあんまり覚えてない、1ヶ月30,000円だったか、50,000円だったかぐらいから積み立てを始めた。生活に余裕があるときは積立額を増やしていった。

リーマンショックも経て、大震災も経て、コロナも経て、その都度大きく基準値は下がるものの、やっぱり徐々に回復していく。気がつけば先に記載したように大きく運用益が得られるに至っている。

サラリーで生きていっている人は基本的に余裕資金は少ない。会社というものは生活に必要なレベルの賃金を給与として分け与えるが、どれだけ利益が出てもそれを従業員に必要以上に分配することはしない。だって会社という仕組み自体、従業員の労働力から利益を得て、その利益は株主に還元されるものになっている。つまり、従業員からすると、必ず提供した労働力以下の給料しか支払われない仕組みになっている。(違ってたら誰かご指摘ください)

こういう仕組みなので、できるだけ株主の方になるべきなのだ。貯金をしても銀行が得をするだけ。社会が豊かになるよう応援する気持ちで、少しずつでも投資する。そして豊かになった分、分け前も分けてもらう。

これが私の考えるサラリーパーソンのベストな資産形成です。さわかみ投信がベストかかどうかは分からないけど。そして、2019年からは別の投資信託も始めました。そちらもまたの機会に記してみたいと思います。

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