【ライブレポ】One Phrase @ ヒットスタジオ東京
先日1月26日は、東京駅近郊のライブハウス&レストラン、ヒットスタジオ東京にてライブ。
ギタリスト&シンガー・山本一夫さんとピアニスト&シンガー・尾形摂子さんのユニット『One Phrase』のサポートでした。
ドラマーは、バークリー音大時代からの盟友、鎌倉規匠。
当日の様子はYoutubeにアップされていますので、是非ご覧ください!
僕個人としては久しぶりのロック。
しかも、ほとんどの曲でコーラスとして参加。
ベース弾きながら歌うのは難しいんですが、結構好きなんです(^^)
4人が演奏しながら4声でハモったら8人分のアンサンブルになるってことですから、その厚みが快感ですよね!
この日に披露した21曲は全てオリジナル。
しかも、どれも良い曲ばっかり!
ストレートで分かりやすい歌詞。
キャッチーなメロディと少しだけ意表を突くコード進行。
歌のハーモニーを重視するメロディアレンジ。
思わずニヤッとする仕掛けがある遊び心あるリズムアレンジ。
中には30年前から演奏し続けている曲もあって、熟練度がハンパない。
ライブが終わった今でも、気が付くと口ずさんでしまうくらいです。笑
僕はサポートで演奏するのを仕事にしているので、その楽曲が持つポテンシャルを見抜く能力に長けていると自負しています。
その僕が自信を持って言います。
このバンド最高!
もっともっと多くの人に届いてほしい!
さて、全ての曲を紹介したいところですが…
長くなりすぎるので、割愛します(^^;)
ただ、1曲だけ紹介させてください。
『Fは突然やってくる』
昔、山本さん&摂子さんと関わりが深い音楽家が、急に「一緒にバンドやろうぜ」と誘ってきたそうです。
それで年に3〜4回、ある病院の院内学級へ行ってライブを続け、彼らはその病院で知り合った沢山の子供たちといろんな音楽を共有しました。
ある日、入院してからギターを弾き始めた子が初めて作曲する!という話になりました。
しかし曲が完成する前に、彼とはお別れの時間が来てしまいました…
未完成のままではいけない!ということで、彼の遺した詞に山本さんが曲をつけるという形で完成。
そして先日のライブでは、作詞をした彼と同期で治療をしていて今は立派に成長した20代の2人がスペシャルゲストとして出演して、この曲を歌ってくれました。
歌ってくれた2人は歌手が本業ではないので、正直言ってめちゃめちゃ上手いってわけではありません。
でも、素敵な詞を遺してくれた友人を想い、一生懸命に歌う姿に感動しました。
すごく練習したんだな〜というのも伝わってきます。
この曲は彼らに歌われてこそ価値のある曲だと痛感しました。
(しかも本番が一番良かった!!)
僕はこの曲を伴奏できたことを誇りに思います。
それにしても、涙をこらえるのに必死でしたよ〜(TдT)
どんな詞なのか?
どんな曲なのか?
どんな歌なのか?
是非動画でご覧ください。
次回のライブは1年後かな…(^^;)
そのときにはもっともっと多くの人に来てもらえるよう集客がんばるぞ!