音楽業界をダメにしたのは、コイツだ!
皆さんご存知のように、既存の音楽業界が衰退していく理由について、いろんな論争が繰り広げられてます。
違法コピーや無料配信によってCD売り上げが激減したから、とか。
音楽を芸術としてではなく商業として扱っているから、とか。
アイドルがどうのこうの・・・アーティストがどうのこうの・・・
もちろん一言で片付けられるほど単純な構造じゃないでしょう。
僕が、最近思うことをお伝えします。
誰が音楽業界をダメにしたのか?
それは・・・
お金に無頓着なミュージシャン一人一人。
・満足する音楽さえできていれば、別に売れなくてもいい。
・自分の作品を売るために自分で宣伝するのはカッコ悪い。
・自分はアーティストだから、ビジネスマンじゃない。
・売るのは別の誰かの仕事であって、自分の仕事じゃない。
っていう人たちのこと。
また、お金に困っていない有名ミュージシャンでも「自分がいくら稼いでるか知らない」と言っていたとか・・・
お金の管理を、【ミュージシャンではない誰か】に任せることで、価値提供の数値化という責任を放棄しているんです。
自分の音楽がどれくらい世の中に貢献・影響しているかを数値化したのが、収入ですからね。
大小の問題ではありません。
本当はお金のことが超気になるのに、「この守銭奴め!」と言われるのが怖くて「私の使命は良い音楽を作るだけ」という綺麗事で塗り固めている人、自分に嘘をつきながら音楽やってる人、多いはずですよ〜。
だ・か・ら、そこに付け込む悪徳事務所とかが出てくるわけですよ。
ミュージシャン自らが呼び込んでいるんです。
オレオレ詐欺に引っかかるご年配を、馬鹿にできませんね。
業界がミュージシャンを育てるのではない。
ミュージシャンが業界を育てるんです。
万が一、あなたが
「音楽業界の衰退は、自分ではない他の誰かのせい、自分は関係ない!」
って考えてるとしたら、それは育児放棄です。
これ読んで、ドキッ!としたあなた。
今も進行している音楽業界の衰退に、あなたも無意識のうちに加担しているかもしれませんよ・・・
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