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交通事故を起こすヤツはミュージシャン失格!?

今回は、僕の「やらかした話」です…
僕がまだ20代前半の頃、バークリー音楽大学に行く前のこと。

当時、僕は名古屋大学に通いながら音楽活動をしていました。
楽器よりも安い車(笑)を走らせて、いろんな所で演奏させてもらいました。

ある日、いつものお店に向かう途中。
遅刻気味で急いでいました…

片側3車線の大通りの真ん中の車線を走行していた僕は、交差点に差し掛かった時に「あ!ここ左折だ!」と思い、なんと愚かなことに、真ん中の車線から急に車線変更をして左折を試みました。

その瞬間!

車体の左側から思いっきり追突されました。
悪いのはもちろん、僕です。

幸いなことにお互いに怪我はありませんでしたが、すぐに警察を呼んで現場検証。

警察「安全確認しなかったんですよね?」
僕「したんですけど死角から来たんです」
警察「確認してたら事故ってないですよね?」
僕「…(゚д゚)」

さらに肝心なことに、開演時間には間に合いそうもありません。
急いでお店に電話をかけて事情を説明しました。

すると、
「あらそう。大変ね〜。でも時間通り来られないんなら、あんたのギャラは無しね。」
と、あっさり言われました。

(事故った上に、ノーギャラかよっ!ツイてね〜!)
とその瞬間は思ったんですが…
考えてみたらなんという自分勝手。笑
全部自分のせいなんだから当たり前ですよね〜。

その後、事故った車両を駐車して、なんとかお店に到着。
たしか最後の1ステージだけ参加できました。

「身体が無事で良かったじゃん」
と励まされつつも、悔しい&情けない気持ちで一杯でした…

結局その車は廃車になりましたが、車よりも高価なウッドベースが無傷だったのが、せめてもの救いでした(^_^;)

約束したステージに立てないのは、理由はどうあれ全部言い訳。
自己管理も全て含めて、ベストコンディションでステージに立つのが基本。
演奏するだけがプロじゃない。

プロフェッショナル精神はステージの上だけで発揮されるものではない

と痛感した夜でした。

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