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これが上級者の弱点です。
先日、スタジオでセッションを開催しました。
ただ曲をコールして回すだけではなく、1曲に時間をかけて分析しながら皆で作り込むスタイルです。
注目は、今回初参加のギタリスト・鎌田文明さん。
以前、どこかのお店でのセッションで演奏したときに、ホストミュージシャンや周りから嫌味を言われたのがトラウマとなり、それ以来、セッションに行くのを辞めてしまったそうです。
それを聞いて、僕は思いました。
どこのどなたかは存じ上げませんが…
その場にいた音楽の先輩たち。
一体何をしてくれてるんですか!?
音楽愛好家を減らすようなことしたら、それが音楽業界の縮小に繋がって、巡り巡って自分の首を絞めてるのに気付かないんですか?
嫌味を言うアナタ達は最初っからバリバリ弾けたんかい?
っていう話ですよ。
ていうか、もしかしたら、その方たちも過去に先輩に嫌味を言われたから、憂さ晴らししてるのかもしれませんね…
だとしたら、負の連鎖は断ち切らなきゃいけない。
僕の超個人的な意見。
セッションの満足度の高い低いは全部ホストの責任!
ということで、先日は僕が全責任を持って、進行役をしました。
僕が主催するこのセッションでは、超絶テクニックや速弾きは不要。
グルーヴを感じ、倍音を感じ、メンバーと相談しながら、より良いサウンドを作り上げます。
その結果…ギターのカッティングだけで拍手!
なんてことが起こります。
決して馴れ合いではなく、本当に自然に湧き上がるんです。
これが、音楽の本来の在り方でしょ!
鎌田さんも「また来たいです」と言ってくれました。
ホスト冥利に尽きる言葉です(^^)
最後に、僕が尊敬する2人の画家の名言を紹介します。
<岡本太郎さんの言葉>芸術は綺麗であってはいけない。心地良くあってはいけない。
<パブロ・ピカソの言葉>子供は誰でも芸術家だ。問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。
上達すればするほど、正確さに囚われてしまいがち。
これが上級者の弱点です。
不完全を愛することを、いつまでも忘れずにいたいですね(^^)
※このセッションに興味のある方は、facebookの限定グループページに招待しますので、お教えください。
アンサンブル構築の様子も、動画でご覧いただけます。
https://www.facebook.com/groups/181047879185338/?ref=bookmarks
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