久しぶりにエヴァQ見て(その2)

どうもターナーと申します。
今は、エヴァ劇場版最新作にむけて盛り上がり、「エヴァQ」の無料配信がされているご様子。
そこで過去にmix日記にて書いた一視聴者目線からの日記をnote用に掲載し公開するものです。
なんらかの見る際や見た後の読み解きやヒントになれば幸いです。

ここから読み始めた方がいらっしゃるようでしたら(その1)は前の記事をご覧ください。

2014年09月06日 mixi日記より

長くなるんで2部構成の日記の2番目を 2011年の時にエヴァQ見て人に言いたかったけど、あんま言ってないこと、
昨日からの声優・緒方恵美さんのツイート見てて思ったこと(当時TVでエヴァQが放送されてTwitterでつぶやかれたことがあります。)を書きます。 

駄文ですが、暇つぶしに読んでいただければ嬉しいです。(´∀`*)


●●●【僕はエヴァへの不満をこうやって解消しました】●●● 
(エヴァに似たテーマで挑戦し自分が好きな漫画・アニメ作品の紹介)

1995年以降かなエヴァ放映後のインパクトからエヴァ超えるぞって色んな作品、エヴァもどきな作品がいっぱい出ましたが、 あまりどれも心に響かないし、 エヴァ見た後でできたモヤっとした気分が晴れる作品にも出会えていませんでした。

そんな自分のエヴァのモヤっとをスッキリさせた印象ある作品を2つ紹介いたします。


(1)漫画:少年サンデー「トラウマイスター」(著・中山敦支)全5巻

気になる方はWiki見るか漫画を読まれれるといいかなと。

タイトル通りトラウマシーンだらけの漫画。
トラウマ描写はエヴァやまどマギに通じるところがあると思ってます。

少女との出会いからトラウマと立ち向かいやがて主人公は世界的危機に立ち向かうことになります。
ただし、その過程で悲しい出来事が主人公に迫ります。

エヴァと似ているところがあり、主人公はシンジくん同様に後半から理不尽の嵐を受けるわけですが、彼の場合は・・・・・
主人公・ソウマの出した答え、そして最終回に僕はエヴァのモヤっっとが一部晴れました。

【補足】
この作品、後半で好きな少女のイメージが具現化し巨大化するという エヴァ破の巨大アヤナミなシーンに似ている展開があるんですが、オマージュと思いきや時系列として漫画の連載の方が先なのです。

なので、ビックリ(;゚Д゚)!と同時に、この作品がエヴァに似たシチュエーションだと僕的に確信したこときっかけになります。
エヴァと似ていながら別のエンディングを導き出しオチをつけたことで評価の高い作品です。

(2)アニメ:エウレカセブンAO全24話
交響詩篇エウレカセブンの続編。
タイムリーにも現実の外交問題に抵触する部分で取り扱いが難しいアニメ作品であり 、並行世界・タイムパラドックスを扱ったことで、これまたエヴァ・まどマギ・シュタゲ等に通じるものがありますが、オリジナルな回答を提示した作品。

色んな理由で多くの方に日の目を見ない(´∩ω∩`)作品と個人的には認識しています。


ちょうど、エヴァQの上映とエウレカセブンAOの完結編が似た時期で、それぞれが・・・・・・
○何も分からないまま大人に振り回される主人公。
○主人公との主人公親子の関係
○人間以外の生物との関わり合い方
 (エヴァ:使徒とそれに類するもの、エウレカAO:スカブコーラルとシークレット )

理不尽な大人達、コミュニケーションの取りづらい未知の生物との接触、親との関係。 という似たシチュエーションに 主人公がどのように立ち向かっていくか?エヴァと比較しながら視聴していました。

ネタバレになるので部分的に話しますが・・・・

エウレカAOは謎を醸しだしながら、23・24話の完結編にて謎を回収し一つの答えを提示しました。
並行世界についても、ベテラン脚本家の會川昇氏の手腕もあり、この世界での一つの見解を示しました。

もしかしたらエヴァってこういう見せ方もあったのかな?だったり、一つの明示があったことでエヴァで持っていたモヤっっとがスッキリ晴れた作品です。 (*´Д`)スッキリ

自分としてこの作品が良かったと思う点は・・・・・・2点です。
○ぶっきらぼうでそっけない父親が実は親バカで不器用なだけで主人公を愛していた点。
○クオーツガンっていう武器と設定がアニメ史上前代未聞だったこと。(今でもその独特な設定は異彩を放っていると思います。) 

そんなに古くない作品ですし機会があったら見られたらいいかと。クオーツガンの件だけでも 。
ただ、前作のエウレカ好きの方には腹ただしいことがいくつかあると聞いていますので、 流石に両手挙げてオススメはいたしません。

ってことで「トラウマイスター」と「エウレカAO」に出会ったおかげで代位処理になるんですけどが、エヴァのモヤモヤを(*´Д`)スッキリしたよっていう 、僕の場合の話です。
あくまでも個人の見解と処理なんで、他の人にはどうかはわかりませんけど、体験談でした。


●●●【シンジくんっていうかエヴァの登場人物ってどうなったらいいわけ?】●●● 
 (声優・緒方さんのツイート見て思うこと。)

今日、昨日と声優・緒方恵美さんのツイートが面白いです。
エヴァを演じる上で、理不尽に振り回される主人公シンジの精神とシンクロしていたり その感情が緒方さんを覆いかぶさっていたようなつぶやきを見かけました。

詳しくは緒方さんの当時のツイート見られたほうが早いかな。
で、一部だけ2つを 紹介いたします。

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録画していた「家族狩り」の最終話を観た。
…とてもココロに響いたセリフがあったんだ。
いつも私が作品(歌詞等)にしていることとほとんど同じなんだけどーーー

エヴァQの裏だったから、私のフォロワーさんの中では観られなかった方も
多いと思うので、私自身の備忘録も兼ねてツイートします。⇒

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氷崎游子
「生きていることは辛い。生きてるだけでいいことがあるとは思えない。
だから“いいこと”は、自分達の手で作っていくしかない。
それを家族や仲間とシェアしていく。他の人にも拡げていく。
辛いことも抱え込まず助けを求める。こちらからも手をさしのべる。
そのための家族や仲間であるべきだ」

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あれ?(;゚Д゚)これ読んでると 

この家族狩りの氷崎游子のセリフの信念の元、
エヴァの登場人物達が
特にシンジ君が、
自分の手で「いいこと」を作っていけるようになったら

いいのかなって思いました。

「人を変えること、世界を変えることは難しい、
 だけどそれに比べれば自分を変えることは簡単だ」 という言葉があります。

人よ変わってくれ、世界よ変わってくれ(・・・変わらないならいっそ滅んで)と願うより、自分から変わっていこうとする 前向きに主人公が変わっていけるか?がエヴァのシンジくんの課題でありテーマなのではないかと。


(`・ω・´)「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」

交響詩篇エウレカセブンより主人公の父・アドロック・サーストンの台詞です。


さてはてエヴァ放映から約20年。 (※今ではそれ以上ですが)
シンジ君はこれから前向きに自立していくんでしょうか。
何年かかるのか、一生なのか。
今後のシンジくんの動向を視聴者として温かく見守っていきたいと思っています。

(ヾ(´・ω・`)

以上、こんな感じのダラダラとした日記でした。
ここまで読んでいただいた方いましたらありがとうございます。

アニメにそこまで考えるのと思われる方もいるかもしれませんが、こんな性分なものでw
感想などいただければ嬉しく思います。

(ヾ(´・ω・`)ではでは

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