新しい明日へのスタートの年

今年に入ってよく耳にする「平成最後の。。。。。」。
小渕恵三先生(当時の官房長官)が「平成」と書かれた和紙を掲げての記者会見は鮮明に覚えている。昭和という激動の時代から国民の安泰、平安を願う意味が込められていたのだろう。
しかしながら平成の30年間はさらに激動だったように思う。ニューヨーク同時多発テロ、リーマンショックによってグローバル社会の先が見えたような気がした。日本では東日本大震災と福島第一原発事故による自然の力の大きさを再度教えられた。また原子力発電という人類が造った超大システムへの安全神話が覆った。ほかの断層でも地震が多発。地球温暖化による豪雨や台風災害が列島を襲った。
また、地方の人口は急速に減少し、急激に高齢化が進んだ。家族や地域コミュニティーの維持が難しくなり、空き家が増えて、有害鳥獣の問題も大きくなってきている。
さて、4月1日にはどのような年号が発表されるのだろうか。私たちの未来に明るい光を見つけられるような年号にしてほしいと勝手に思うが。そうではない事も解っている。新しい年号が私たちを幸せにするのでは無い。今までの延長線上にない様なアイディアと知恵で。私たちの力で。
明るい未来を創って行かなくてはならない。
そんな時代へのスタートを切るのが今年なのだ。


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