田中の深夜のつぶやき。植松電機の植松さんのブログを読んで。

友だちが植松さんのブログをシェアしていました。タイトルは「力をあわせることの危険性。」

ぜひ一度読んでみてください。

このブログで印象に残ったところは以下でした。

もうすでに、単純作業はロボットがやっています。
これからは、人間が持つ個性こそが、ロボットが持たないものです。
その個性を伸ばせるのは、実は、親ではなかったりします。
もちろん、親も、子どもの個性を伸ばすためには、すごく大事な存在なのですが、近すぎるのです。

実は、子ども達の個性を伸ばすときにとても重要なのは、他人です。
それも、親が敬意を感じるような他人です。
僕は小学生の頃に、学校の勉強はまるでダメでした。
でも、紙飛行機は大好きです。
自分オリジナルの紙飛行機を作っていました。
あるとき僕は、鳥の紙飛行機を作りたいと思います。
そこで、鳥の勉強をしはじめます。
僕が選んだ本は、分厚くて、ものすごく字が細かかったです。
でも、鳥の飛行中の平面型が描かれていたのは、その本だけでした。
その本は、札幌で買ってもらいました。
で、帰りの電車をまつ間、母と一緒に、そば屋さんでご飯を食べました。
僕は、ご飯を食べてから、その本を読んでいました。
そうしたら、通りかかった品のいいおじさんが、
「え?その本読めるの?」と言いました。
その本を書いた人でした。北大の博士だったそうです。
その先生は「その本を、この年で読めるなんてすごいよ。きっと素晴らしい事をするよ。」と言ってくれました。
母さんも喜んでいました。それもあって、僕はものすごくうれしかったです。
この時の、この先生との出会いは、ほんの1分もなかったと思います。
でも、この先生の言葉が、その後の僕の人生で、力を与えてくれています。
そして、教育の重要性を理解している企業は、力をあわせて、子ども達のために未来を学ぼうとする先生を支えていきましょう。
そして、企業は、自社の働く仲間達にも、未来の社会のことを沢山考えるチャンスを作りましょう。
だって、会社で働く仲間の中には、親もいるんだから。

ということで、大人がみんなで子ども達のために未来を見つけたら、きっと、世の中が変わっていくと思います。
がんばりましょう!

東京から鳥取に2018年頭にUターンしてイッポラボを起業。その時から「自分の経験をどうやって鳥取の子どもに還元していこうか」とずっと考えています。現在進行形です。幸いにも、国際協力を専門の仕事としてきた人は周りにはほとんどいないので、その分自分の存在意義がここ鳥取にはあるように思っていますが、その立場から子どもたちと関わることで広い視野を持ってもらえるようなチャンスを作ることが自分の務めだと思っています。植松さんの言われる「他人」のポジションでしょうか。

また、「企業は力を合わせて先生を支えていきましょう」というところにも共感しました。私は教育学部出身のため先生になっている友人は本当に多いのですが、友人たちの手伝いが少しでも出来るのならどんどんやりたい。実際に、11月下旬には友人が働く大阪の小学校で講演してきます。テーマは国際協力と仕事について。小学生の可能性を広げられるように話をしたいと思います。


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