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TICKET、報道バズ、Pourpelle of Chimney Townのことなど|今日のNYC|SUN|2020.08.23

写真|DUMBO |2020.09.06 04.07pm
執筆|ニューヨーク情報共有グループ(フェイスブック)|2020.08.23

【背景】
コロナ禍で情報を共有できるグループ「ニューヨーク情報共有」を作りました。その中で書いた投稿です。
【記事】
8/23 9:48am Sun 今日のNYC
みなさん、おはようございます。日曜日、また少し書かせていただきました。
3月に開催予定だったバージニア州のリッチモンド国際映画祭が、9月に開催されることになりました。日本在住の友人で、映画監督の駒谷揚くんの作品「TICKET」が上映、オンライン配信されると、さっき本人がフェイスブックに投稿していました(*1 )。昨年10月、当地のチェルシー映画祭では「TICKET」で最優秀監督賞を受賞していますが、日本でのプレミア上映になかなかこぎつけられずに苦労していたようです。今回、配信という形で日本でも(というか世界でも)観られるのは、映画祭のニューノーマルゆえ、ということになるのですかね。

最近、エンタメ系の友人たちから朗報が届きます。そしてそのほとんどがオンラインを通しての作品発表。日本の、あるいは世界の映画祭で選ばれてオンライン配信されるとか、アマゾンプライムで配信が決まった(*2 )、オンラインでミュージカルを配信する(*3)などなど。もちろん、ニューヨークにいながらにして観られるのでうれしい。映画祭でいえば、そこにいる人たちに作品を観てもらうことも良さですが、場所の制限から解き放なたれて、世界に発信され、いろいろな人の目に触れることも喜ぶべきことだと思います。



昨日、ニューヨーク州はジム、ボーリング場、博物館も営業が再開されるのに、映画館再開の見通しがたっていないというニュースを共有しました。「少しずつ戻ってきた」と感じる一方で、確実に戻っていない地域、業界があります。こういうニュースを見るにつけ、ワクチンが普及したら以前とまったく同じように生活は戻るのか、このコロナ禍で改めて気付いたこと、考えたことによって、人間の生活習慣は変わっていくのか、と考えます。

映画館はなくなるのか否かは、映画館で映画を観るのが大好きな僕にとっては大問題。かつ大好きな映画祭という催しがオンライン配信だけになってしまったら、悲しいどころじゃないという思いもあります。でも一方で、今、いろいろなことが現場vsオンラインみたいな構造になっていて、是か非かみたいになっていますが、それだけで終わらないんじゃないかなー、というのが僕個人の推測、というか期待、そして自分もそこに何か寄与したいと思う部分です。


皆さんはどんな未来を想像しているのでしょうか、ぜひ聞きたいです。
今は友人の世界に向けた配信を祝いたいと思っています。

(*1 リッチモンド国際映画祭の「TICKET」紹介ページ)
https://riff.eventive.org/films/5e597ff5cfec750033de2340

(*2 報道バズ)
https://www.derrrrruq.com/hodobuzz ・Amazon Prime Video
https://www.amazon.com/HodoBuzz/dp/B08CNG1Q43#ace-2342880709

(*3 Pourpelle of Chimney Town/えんとつ町のプペル)
http://poupelle.eventbrite.com/

◇グループで書いたエッセイを集めました。


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