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眼鏡の声

【現状】
新型コロナウイルス感染症が拡大中です。
新型コロナウイルスは口や鼻といった粘膜から感染しますが、目の粘膜組織である「結膜」からも感染する可能性があることをご存じでしょうか?新型コロナウイルスに感染した方のくしゃみ、しゃべっているときの唾液に含まれるウイルスが顔にかかった場合、目の粘膜(結膜)からウイルスが体内に入るからです。飛散したウイルスは口や鼻だけでなく目にも入ってくる危険性があります。

【感染予防】
・マスクによる眼鏡への影響
口や鼻といった粘膜からの感染予防としてマスクが挙げられます。しかし、厄介なのがマスクをつけると眼鏡がくもることです。
そこで、ご紹介したいのが眼鏡のくもり止めです。
また、眼鏡の洗浄液に曇り止めがついた商品もございます。

BJ CLASSIC COLLECTION
「EYEWEAR WASH」(https://www.bros-japan.co.jp/news/eyewear-wash/)
レンズ・フレームの洗浄に加えてくもり止め効果もあります。外出時にはマスクが必須なこの時代において、ニーズはとても高く、ご好評をいただいております。

また、マスクの問題点としてマスクの紐とテンプルの部分が重なり耳に負担をかけていることが挙げられます。そのままにしておくと耳が痛くなり、眼鏡を痛める原因にもなります。よって、負担をそのままにせず眼鏡屋にメンテナンスを行いにいくことをおすすめします。

・飛沫感染防止としての眼鏡
目からの感染予防として眼鏡は大いに期待されています。くしゃみ、会話からの唾液の飛び入りを眼鏡で抑制するからです。コンタクト・裸眼では得られない予防方法です。しかし、完全ではありません。眼鏡に触れた手で目をこすってしまうと、かえって感染リスクを高める可能性もあるので、注意してください。

【感染予防の可能性】
また、感染予防の一つとして光触媒であるチタンに田中眼鏡は注目しています。
チタンは眼鏡の素材にも使われる金属です。
チタンの酸化物である酸化チタンは光触媒の代表的な材料です。
光触媒には、大気・水質の浄化をはじめ、脱臭、防汚、抗菌など様々な効果があります。光触媒の酸化チタンに光(紫外線)が当たると、空気中の酸素や水分に反応し、その酸化チタン表面では活性酸素・水酸ラジカルが発生します。それらが、酸化チタンに接触する有害物質(臭い、菌類、ウイルス)を酸化分解あるいは分解し減少させます。例として、各種建築材料が挙げられます。建築材料に酸化チタンコーティングをすると、表面に付着した有機物などの汚染物質が光触媒作用により分解・除去されます。また、酸化チタンコーティング表面に銀や銅などの抗菌性金属をごく微量加えた光触媒抗菌タイルは、各種感染症などによる院内感染の危険性が懸念される病院、老人ホームで採用されています。公共施設・待合室・トイレをはじめ、高度の衛生レベルが求められる食品工場や飲食店などの食品関連施設では、雑菌類の増殖抑制に光触媒を用いる方法が有効に利用されています。

【チタン素材の眼鏡】
田中眼鏡はいち早くこの光触媒の可能性に目を付けました。新型コロナウイルスにもこの光触媒による抗菌効果が期待できるのではないかと考えたのです。
そのなかでもチタンのみで他の金属の化合がないチタン無垢の眼鏡に着目しました。チタン無垢は磨き等、難しい素材です。しかし、光触媒効果の大きな可能性に期待をこめてチタン無垢の眼鏡を発注し、販売しております。

【眼鏡の声】
田中眼鏡は、眼鏡の無限の可能性を日々追い求めています。新型コロナウイルス感染が拡大している世の中において、眼鏡を飛沫感染予防の道具だけでなく他の役割も秘めているのではないかと考えたのです。その結果、チタンという素材に行きつきました。光触媒の分解力による新型コロナウイルス予防への期待です。このように、田中眼鏡は、眼鏡自身の声に耳を傾けることでニーズに合う眼鏡を導き出し、それをいち早くお客様にお届けしたいと考えております。

【最後に】
新型コロナウイルス感染症予防の可能性のある眼鏡をかけてください。そして、その眼鏡はレンズの入ったものをお使いください。テレビ等でよくみるレンズが入っていない眼鏡は飛沫感染を防ぐ効果はありません。皆様の予防に少しでも役立てるよう田中眼鏡はレンズ入りの眼鏡、またチタン無垢の眼鏡を提供させていただきます。

参考
公益社団法人 日本眼科医師会 https://www.gankaikai.or.jp/info/covid19.html
“つながる ひろがる”環境情報メディア 環境展望台 https://tenbou.nies.go.jp/

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