見出し画像

中崎西公園

今日は、僕が「中崎西公園」という謎のユニットに加わった経緯についてご紹介したいと思います。

制作ディレクター →人事 →フリーランス →会社設立 →中崎西公園に参加

まずは簡単に自己紹介というか、これまでの経歴ですが…
大学を卒業後、リクルート(当時はリクルートメディアコミュニケーションズという社名でした)でしばらく求人広告制作に携わった後、人事職として外資系企業に転職。その後独立し、個人事業で広告制作や組織開発などに従事していました。6年ほど個人事業でやってきたのですが、仕事の幅を広げていきたいという思いもあって会社を設立(株式会社camp)。そして今年、会社経営は継続しつつ、中崎西公園にも参加しています。

問い直しによる学びの機会を求めて

これまでずっと、人と組織、コミュニケーションにまつわる問題解決に関わってきましたが、しばらくそういった環境に身を置いていると、少しずつ自分の型ができていきます。問題の捉え方、問題解決への切り口、解決策を実行していくプロセス…もちろん、向き合うテーマによる違いはありますが、自分の得意なパターンのようなものができあがってくるのです。ビジネスとして捉えると、それは決して悪いことではないと思います。思考・作業スピードはどんどん上がっていきますし、よりシャープに磨かれ精度も上がっていきます。

ただ、そうした状況に対する不安もありました。これだけ世の中で「先が見えない」「正解がない」と言われている中、仕事の進め方に型をつくってしまって良いのか?という不安です。意識的に異業種の勉強会に参加したり、本を読んだりして新しい思考や手法は取り入れてはいるものの、やはりどうしても一人で仕事をしていると、「自分」をベースにしてしまいます。意見の対立やモヤモヤ、前提や解釈の違いによる違和感が無いことはストレスも無くラクなのですが、いわゆる問い直しによる新たな学びの機会が生まれないのです。

ハーバード大学ビジネススクールのクリス・アージリスは、成功体験による学習(シングルループ学習)だけでなく、問い直しや目的の再定義といったところに常に立ち返って学ぶこと(ダブルループ学習)が重要であると語っています。

そうした課題意識がきっかけとなり、他のメンバー(リクルート時代からお世話になっている先輩方)とともに新しいユニット、中崎西公園をスタートさせることになりました。

違和感の連続

活動としてはまだまだこれからですが、組織としての方向性について話したり、中崎西公園という名称を決めたりと、何度かミーティングを重ねています。そうした中で「え、なんで?」「嘘でしょ!?」といった違和感が随所にあり、そして自分一人では絶対に辿ることのなかった思考プロセスによって新たな意味が日々生まれていくことにおもしろさを感じています。
自分一人では挑戦しようと思えなかった仕事、自分一人では得られなかった視点気づき学び、そうした新しい可能性との出会いをたのしみにしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?